Google、2年間放置のアカウント削除を発表
2024.10.22(火)
米Googleは5月16日、2年間放置されている個人のアカウントを削除すると発表した。個人情報の漏洩や悪用を防止する目的だ。
Googleでは無料のアカウント登録をすることで、メール機能「Gmail」や「YouTube」を含む幅広いツールを使用できる。メールの送受信やGoogleドライブの使用、YouTubeの視聴、写真の共有、アプリのダウンロード、Googleの検索、外部アプリの「Googleでログイン」機能の使用などがあれば、アクティビティがあったと見なされる。
2年間、アクティビティを行っていない無料の個人アカウントは削除の対象となる。教育機関や企業などのビジネスアカウントは対象外だ。削除項目はアカウント全体となり、保存しているデータ全てが利用できなくなる。
削除前にはGoogleアカウントと再設定用のメールアドレスに通知を送信するとしている。複数のGoogleアカウントを使い分けている場合はアカウントごとに対応する必要がある。削除は今年の12月から開始する予定だ。
放置アカウントの脆弱性を指摘
放置アカウントの削除に踏み切った背景には、個人情報漏洩のリスクや犯罪などへの悪用懸念がある。
放置アカウントはパスワードが漏洩している可能性が高い。日本経済新聞によると、Googleのルース・クリシェリ副社長は「(放置アカウントは)日常的に使っているアカウントと比べ、2要素認証を設定している割合は10分の1以下だ」と指摘する。
米Twitterも、数年使われていない放置アカウントの削除を進めている。このことは、Twitterを買収した起業家のイーロン・マスク氏が5月、Twitter上の投稿で明らかにした。規約では30日間のうち、一度もログインしていないアカウントは削除する可能性があるとしている。
【関連リンク】
・Google、2年間未使用のアカウントを削除へ 悪用防止(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN176PT0X10C23A5000000/
・グーグル 2年間放置の個人アカウントを削除へ 早ければ12月から(テレ朝news)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000299600.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
-
【保存版】Amazon Audible(オーディブル)で聴く読書! 特徴や使い方をわかりやすく解説
提供元:Prebell10/24(木) -
【今さら聞けない】アリババ創業者ジャック・マー氏の転落劇!意外な過去や現在の動向まで解説
提供元:Prebell10/24(木) -
【ノマド必見】都内Wifiカフェ6店|長居・Zoom可能・お洒落なカフェを厳選
提供元:Prebell10/24(木) -
Windows11はいつから利用できる?アップグレードの要件と実施方法を解説
提供元:Prebell10/24(木) -
SSIDとは? 混乱しがちなWi-Fi接続時の疑問をわかりやすく解決
提供元:Prebell10/24(木)