中国初のARグラス「INMO Go」、AIの融合で新たな体験が実現
2024.10.22(火)

中国のスタートアップ企業「影目科技(INMO Technology)」が新製品「INMO Go」を発表した。同製品は中国初の量産型ARグラスで、大規模言語モデル(LLM)を活用したサービスが使える。
ARグラスはこれまで翻訳やナビゲーション、情報表示で利用されてきた。INMO Goにはバイドゥの対話型AI「文心一言(ERNIE Bot)」やアイフライテック、マイクロソフトなどの大規模言語モデル技術が組み込まれ、ユーザー体験が向上する。
ARとAIの組み合わせにより、海外旅行での道案内や試験対策に活用できる。最大のセールスポイントは大規模言語モデルベースのサービスと薄型軽量デザインだ。ARグラスは近視用やサングラスとしても使用可能で、バッテリー駆動時間は7時間である。
INMO Goは回折光導波路の光学ソリューションとマイクロLEDディスプレイを採用し、輝度と省電力化の両立を実現した。光学エンジンの消費電力も非常に少ないため、軽量化を重視するARグラスに最適である。INMO Goは、光学とディスプレイの技術も改善されている。
ゴールドマン・サックスが予測、今後はAR業界が市場の大部分を占める
スタティスタによると、AR市場全体の規模は2023年末までに2000億ドル(約28兆3800億円)を突破するとしている。
英投資銀行DigiCapitalと米ゴールドマン・サックスも、AR業界ではハードウェアが中核であり、今後5〜6年間は市場の大部分を占めると予測している。
IDCは、次の5年間での年平均成長率が70.3%に達し、2026年末までにARデバイスの出荷台数が410万台に達すると見込んでいる。
【関連リンク】
・アイアンマン・ジャービスが現実に、INMOがARグラスにAIアシスタントを招き入れる(36kr)
https://36kr.com/p/2418629394473989
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
-

【IoTでスマートな暮らし】電球がネットにつながって欲しいなんて考えたこともなかったけど…便利だった。
提供元:Prebell10/23(水) -

【IoTでスマートな暮らし】スマホで、野菜を育てて…食べる!? 家庭菜園がインターネットに繋がったら、野菜に対する不思議な気持ちが芽生えた
提供元:Prebell10/23(水) -

「植物に元気がないかも」植木鉢のLEDの青い点滅、ツ・チ・カ・ワ・イ・タのサイン。IoTで植物の声を聞いたら、よかれと思っていたことが、間違いだらけでした【IoTでスマートな暮らし】
提供元:Prebell10/23(水) -

「次世代型自販機」を作りたい。JRスタートアップ・プログラムから始まった「日本初無人コンビニ」の軌跡。
提供元:Prebell10/23(水) -

「子どもがずっとスマホをいじっている」その悩みどうやって解決する?【サイバー護身術】
提供元:Prebell10/23(水)

