QualcommとLeica、新システムで画像認証情報をデジタルスタンプとして埋め込む
2024.10.22(火)
C2PA(コンテンツの来歴と真正性のための連合)の一環として、Qualcommは最新のチップセットを搭載したスマートフォンを発表した。この端末では、画像を生成した瞬間に認証情報を画像内に埋め込むことができる。
同様に、ドイツのカメラメーカーであるLeicaも、新型カメラが全ての写真に撮影者の名前や撮影場所、時間等の認証情報をデジタルスタンプとして付与できると発表した。
C2PAのアンドリュー・ジェンクス会長は、画像内にメタデータを挿入するハードウェアの使用は完全な解決策ではないものの、脆弱な電子透かしよりは安全だと述べている。
彼は「ファイルが完全である限り、メタデータは保持される。編集が行われた場合、メタデータが削除される可能性もあるが、これが現時点での最善の方法である」と述べている。
AIよりも先を行く、Truepicのメタデータ技術が画像の真実性を証明
AdobeのFireflyやMicrosoftのBingでは、すでに画像に認証情報を表示しているが、ファイルをエクスポートする際にこれが剥がされたり失われたりする可能性がある。しかし、Truepicが作成したメタデータは、Qualcommのチップの最も安全な場所に保存されるため、改ざんされる心配はない。
TruepicのCEO、ジェフリー・マクレガーは、同社の技術は「偽物を検出する」よりも「本物を証明する」ことに重視していると述べた。というのも、AIツールはAIが生成したコンテンツを検出する技術よりも進歩が早いからだ。
新しく、強力なAIモデルは検知ツールを回避し、より高い免疫性を持つ画像を生み出すことが可能だ。マクレガーは、「Qualcomm以外のデバイスでも同じ基準を採用する世界にしたい」と述べた。
【関連リンク】
・生成AIのフェイク画像に対抗する標準化団体「C2PA」にクアルコムが参画(Forbes)
https://www.forbes.com/sites/rashishrivastava/2023/10/27/content-credentials-that-label-ai-generated-images-are-coming-to-mobile-phones-and-cameras/?sh=7abe5797208c
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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