LinkedIn、会員数10億人突破と共に新AI機能提供
2024.10.22(火)
11月1日、LinkedInは会員数が10億人を突破し、有料プレミアムアカウント向けの新AI機能を発表した。
一つ目は、個人ユーザー向けのプロフィール作成支援ツールだ。このツールは既存のプロフィールをスキャンし、ユーザーが強調すべきスキルや経験を特定する。そして、プロフィールを際立たせる文章を提案し、ユーザーはこの下書きを編集してブラッシュアップすることができる。
二つ目の機能は企業向けで、求人情報の作成を支援する。企業は求人したい役職、勤務地、勤務形態などの基本情報を入力すると、AIツールが下書きを提案してくれる。また、企業は求めるスキルを持った既存の従業員のプロフィールを選択するだけで、そのスキルを求人要件に取り込むことが可能だ。
これらの機能は、Microsoftの出資するOpenAIのGPTモデルを使用し、LinkedInのCPOはこれを「信頼できるAIコーチ」と説明した。この新機能の利用は、月額29.99ドル以上の有料会員に限定されている。
ユーザーと企業で異なるGPTモデルを採用
6日にはMicrosoftが出資するOpenAIがGPT-4Turboを発表した。LinkedInの新機能については、「OpenAIの高性能なGPTシリーズを採用している」と説明されている。
米TechCrunchの報告によれば、ユーザー向け機能はGPT-4を使用し、企業向け機能はGPT-3.5を使用しているとされている。
LinkedInのCPO、トマー・コーエン氏は、「新しいAI技術を使用して、全員が自由に選択し、同意した労働で生計を立てる権利を強化する方法を探求する」と述べている。また、彼は責任あるAIの基本原則に従い、全ての人々に公平な結果と影響をもたらすことを目指していると強調した。
【関連リンク】
・LinkedIn の会員数が 10 億人に達し、サイト上の AI 機能を拡張(Forbes)
https://www.forbes.com/sites/anafaguy/2023/11/01/linkedin-reaches-1-billion-members-expands-ai-features-on-site/?sh=2f5053e8452e
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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