EU、世界初「AI規制法」成立 EU内で活動する企業が対象
2024.10.20(日)
最近の生成AIの利用拡大により、AIによるフェイクニュースや、著作権侵害の懸念が世界的に強まっている。日本を含む多くの国がAIに関するルールづくりを模索する中でEUが先陣を切った。
対象は域内で活動する世界の企業、つまり域内に拠点を持たない企業でも同法の適応対象となる。
信頼できるAIの普及目指す 違反金は最大3500万ユーロか売上高の7%
同法は、民主主義や基本的人権を守りながら、信頼できるAIの普及を目指す。特定の個人や組織の不利益につながる可能性のあるソーシャルコアリングや、職場や教育における感情分析などが規則違反に該当する。
具体的にはAIの使い方による影響を4つのリスク「非許容リスク」「高リスク」「低リスク」「最小リスク」に分類し、それぞれ規制する。市民の権利を守るために規制し、事業者に説明責任などの義務を課す。
違反した場合は罰則が設けられていて、最も罰則の重い「非許容リスク」の禁止行為を行うと、最大3500万ユーロまたは前年度の年間売上高の7%のいずれか高い方が罰金として課せられる。その他の義務違反に対しては1500万ユーロまたは1%となる。
【関連リンク】
・EU、世界初のAI包括規制法が成立 「世界基準」化の可能性(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASS5P2SY6S5PUHBI03XM.html
関連記事
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
-
AWA(アワ)なら無料プランでも広告なしで好きな音楽を好きなときに再生できる!無料と有料の違い、機能、料金プランを詳しく解説
提供元:Prebell10/23(水) -
2023年に発売されるiphone15のいまある予想を徹底解説
提供元:Prebell10/23(水) -
iPhoneの容量不足をサクッと解決。iPhone写真をPCに取り込む方法
提供元:Prebell10/23(水) -
未来の世代に豊かな食を。世界で初めてイチゴ授粉の自動化に成功した「HarvestX」の挑戦
提供元:Prebell10/23(水) -
ネットにつながるファンヒーターで、家に着いたら部屋がほんのりあったかくてホッ……。この冬は快適に過ごせています【IoTでスマートな暮らし】
提供元:Prebell10/23(水)