次世代型サングラス、Chameloの登場
2024.10.21(月)

テクノロジーの進化は、私たちの日常生活のあらゆる側面に影響を与えています。その最新の例が、Chameloブランドが発表した画期的なサングラス。従来の調光レンズとは一線を画す、まさに次世代のサングラスと呼ぶにふさわしい製品が登場した。
Chameloのサングラスは、ツルをタッチするだけで色や透明度が変わるという、SF映画さながらの機能を搭載。この世界初の技術により、わずか0.1秒で色が変化する。これは従来の調光レンズと比較して、実に1,800倍もの速さである。スマートフォン用のアプリを使用して操作することも可能で、利便性が高いことがわかる。
製品のラインナップは多岐にわたり、Music Shield、Dusk、Dusk Lite、Aura、Euphoriaなどが展開されている。これらのサングラスは、次世代のChamelo™レンズを使用しており、視界の向上を目的として設計されており、価格帯は249ドルから385ドルと、高性能な製品にしては比較的手の届きやすい範囲に設定されている。
特筆すべきは、元NBA選手のStephon Marburyがブランドのチーフブランドオフィサーを務めていること。スポーツ界の著名人が参画することで、ブランドの信頼性と認知度が高まることが期待される。
Chameloサングラスの機能と未来
Chameloのサングラスは、単に色が変わるだけではない。各モデルには独自の特徴があり、ユーザーのニーズに合わせて選択できるようになっている。
例えば、ゴーグル型の「Music Shield」は、スピーカーを内蔵し、スポーツ時の目の保護も兼ねている。このモデルは、スライド式調光機能を備え、レンズの透過率を20%から65%の範囲で調整可能。また、99%のUV(UVA/UVB)カット機能や、視界を向上させるアンチカラー機能も搭載している。バッテリー性能も優れており、1回の充電で調光機能を100時間使用できる。
一方、よりファッション性を重視したモデルとして「Aura」がある。こちらは普通のメガネ型で、タッチ操作で調光可能。寒色系のクリア、ブルー、パープル、ルビーの4色に変化し、日常生活でのスタイリッシュな使用を想定している。
これらの技術は、サングラスの枠を超えて、将来的には家や車の窓ガラスにも応用される可能性がある。例えば、運転中の西日の眩しさを瞬時に軽減できるスマートウィンドウの開発にも繋がるかもしれない。
テクノロジーとファッションの融合が生み出したChameloのサングラスは、私たちの日常生活に新たな彩りと便利さをもたらすとともに、今後の技術発展と応用範囲の拡大が大いに期待される革新的なプロダクトと言える。
【関連リンク】
・SFすぎない? ツルを触ると色や透明度が変わるサングラス(GIZMODO)
https://www.gizmodo.jp/2024/07/chamelo-sunglasses.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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