NTTドコモ、 次世代スマホケースを発表
2024.10.21(月)
NTTドコモが発表した「e-paper case 01」は、電子ペーパーとスマホケースを融合させた画期的なデバイスだ。この新製品は、特にZ世代を中心に広がる「推し活」文化に着目し開発された。
「e-paper case 01」の最大の特徴は、4色表示が可能な電子ペーパーを搭載していることだ。専用アプリを使用して、好きな写真やイラストをNFC経由でケースに転送できる。わずか15秒ほどで画像の書き換えが完了し、いつでもどこでも自由に表示を変更できる。
価格は9,790円(税込)で、iPhone 13/14用とiPhone 15用の2種類を展開。ドコモオンラインショップおよび全国の一部ドコモショップで販売される。
サステナブルで多機能
「e-paper case 01」の用途は多岐にわたる。ファンは推しのアーティストや漫画・アニメキャラクターの画像を表示させ、日常的に楽しむことができる。また、ビジネスシーンでは名刺やQRコード、スケジュールメモを表示させるなど、実用的な使い方も可能だ。
本製品にはサステナビリティの観点も含まれている。物理的な着せ替えが不要なため、従来のプラスチック製ケースと比較して環境負荷が低いとされる。また、電子ペーパーの特性上、画像表示後の電力消費がなく、スマートフォンの電源が切れても表示が消えないという利点もある。
ただし、使い方には注意点もある。他人が権利を持つ画像を表示させる場合、私的使用目的など法律で認められる範囲内での利用は問題ないが、そうした画像を表示させた状態での譲渡・転売・貸与などは著作権侵害に該当する可能性がある。
推し活文化やビジネスニーズ、環境への配慮など、現代社会の多様なニーズに応える次世代スマホケースの登場は、モバイルデバイス市場に新たな風を吹き込むことになりそうだ。
【関連リンク】
・電子ペーパーと一体化した次世代のスマホケース「e-paper case 01」を発売(ASCII)
https://ascii.jp/elem/000/004/212/4212201/
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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