Wi-Fi 6の2.4倍!新規格Wi-Fi 7が実現する驚異の通信速度
2024.10.11(金)

2024年9月、Apple製品として初めてWi-Fi 7に対応したiPhone 16シリーズが発表された。Wi-Fi 7は、米IEEE(電気電子技術者協会)が策定を進めている最新の無線LAN規格「IEEE 802.11be」の通称だ。
この新規格は、先代のWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)と同様に2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯での通信に対応しつつ、6GHz帯で利用できる周波数の幅を2倍に拡大。より高速かつ高品質な通信を実現する仕組みが導入されている。
Wi-Fi 7の主な特徴として、データの伝送効率を1.2倍に向上させる「4096QAM」の採用、6GHz帯の帯域幅を160MHzから320MHzに拡大、そして複数の周波数帯を同時に使用する「MLO(Multi-Link Operation)」技術が挙げられる。
これらの技術革新により、理論上の最大通信速度はWi-Fi 6/6Eの9.6Gbpsから46Gbpsへと飛躍的に向上。実際の製品レベルでも、Wi-Fi 6/6Eの2.4倍程度の速度が期待できるという。
ただし、Wi-Fi 7の恩恵を最大限に受けるには、ルーターとクライアント機器の双方がWi-Fi 7に対応している必要がある。現在、国内メーカーからもWi-Fi 7対応ルーターが登場し始めている。
2025年には普及率20%?
業界専門家は、Wi-Fi 7の普及率が2025年には10%以上に達すると予測しており、楽観的な見方では15%〜20%に達する可能性も指摘されている。iPhone 16シリーズのWi-Fi 7対応は、この新規格の普及を大きく後押しすると期待されている。
サプライチェーン情報に詳しいDigiTimesは、iPhone 16シリーズのWi-Fi 7対応により、関連機器を製造する企業の売上高増加が見込まれると報じている。具体的には、MediaTek、Realtek Semiconductor、RichWave Technology、M3 Technologyなどの企業が恩恵を受けると予想されている。
一方で、AppleがWi-Fiチップを自社設計品に切り替える計画があるとの噂も浮上。実現すれば、現在Broadcomから供給されているチップが置き換えられ、Wi-Fi 7チップ市場に大きな影響を与える可能性がある。
Wi-Fi 7の普及に伴い、VR、医療、自動車、ゲーミングなどの分野での活用も期待されている。特に、メッシュWi-Fiシステムにおいては、MLO技術によりアクセスポイント間の通信性能が大幅に向上。
これにより、広範囲にわたる安定した高速通信が可能になると見込まれている。Wi-Fi 7の登場により、無線通信の新時代が幕を開け、それに伴う新たなアプリケーションの登場にも注目したい。
【関連リンク】
・iPhone 16シリーズが対応する「Wi-Fi 7」って何? 今までのWi-Fiとの違いをサクッとチェック!(ITmedia Mobile)
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2409/20/news087_2.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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