川原舞子を筆頭に岡田紗佳、高宮まりらグラビアアイドルから二階堂亜樹、魚谷侑未ら歴代女王が激突「第22回女流モンド杯」

2025.3.31(月)

令和現在、その麻雀に再評価＆再ブームの大きな波が訪れている。スマホゲームなどの普及によって、誰でも気軽に遊べる頭脳ゲームとして若い世代にも麻雀ファンが増えてくると、プロ麻雀業界でも、それまでの"麻雀＝ギャンブル"というイメージを払拭して純粋な競技化を目指す動きが活発化。その結果、人気プロ同士の対局は、数百万人が視聴する一大エンターテインメントとなり、そうした中から「自分では麻雀はプレーせずに麻雀番組を観るだけ」という"観る雀"と呼ばれるファンまでが生まれてきた。

ここ数年は、そんな新たなファンをターゲットにした麻雀番組が、BS・CS放送やネット配信チャンネルを中心に増え続けているが、中でも1997年から25年以上にわたって放送している麻雀番組の老舗中の老舗といえるのが、MONDO TVが送るTV対局最高峰のリーグ戦「モンド麻雀プロリーグ」。

１年を通して繰り広げられるこの大会では、女性雀士による「女流モンド杯」、若手男性雀士による「モンド杯」、ベテラン男性雀士による「名人戦」、それぞれのリーグ戦を勝ち抜いた優勝者３名に前年度の年間王座を加えた４名が、最終的に「モンド王座決定戦」で年間王座をかけて激突する。

その長いシリーズの先陣を切って開幕するのが、女性雀士たちが意地とプライドをかけて戦う「女流モンド杯」だ。

■人気グラビアアイドルから歴代王者まで注目の対決が目白押しの「女流モンド杯」

現在の麻雀界では、ファンの人気の中心には常に女性雀士たちがいる。今大会にも出場する二階堂亜樹や魚谷侑未などのベテラン勢は、これまでに男女混合の大会でも数々のタイトルを獲得してきたカリスマ的存在だ。さらに、グラビアアイドルとしても活躍する岡田紗佳や高宮まりは、華やかな装いで間違いなく麻雀人気の底上げに貢献しているといえる。

そんな人気・実力ともに兼ね備えた女流雀士12名が出場する今シーズンの「女流モンド杯」。その優勝候補筆頭は、昨年のこの大会を初優勝で制し、続く「モンド王座決定戦」では、ファンの間で「ビジュアルが似ている」と話題になった白鳥翔(前年の王座)との"兄妹対決"を実現させた、川原舞子だ。

ただし今シーズンの出場者の中には、この大会を４度制覇している魚谷をはじめ、二階堂、高宮、大島麻美、そして初代王者の清水香織といった過去の優勝経験者がズラリとそろっており、川原の連覇への道のりは決して楽なものにはならないだろう。

さらにそこに、岡田や東城りお、水口美香らファンの間で絶大な人気を博す実力者や、次世代を担う若手たちまでも加わり、今シーズンはどの組み合わせもすべてが注目の対決となることは必至。

それをくぐり抜け、最終決勝卓の４名に勝ち残るのは、一体誰なのか？ 予測不可能な戦いが、いよいよ始まろうとしている。

文＝八木賢太郎

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