『ガンニバル』シーズン２出演の恒松祐里が語る作品や役柄への思いとは？倍賞美津子との撮影エピソードも...

2025.3.20(木)

ディズニープラス スター日本発オリジナルシリーズとして実写ドラマ化された戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作『ガンニバル』のシーズン2の独占配信が2025年3月19日より開始された。

累計発行部数400万部を超える二宮正明が放つ衝撃のサスペンスコミック「ガンニバル」を原作とし、配信がスタートすると神秘的なロケーション、ミステリアスにして濃密な心理描写、ダイナミックなカメラワークが生むサスペンス＆アクションを融合させた映像世界が大きな話題となった。衝撃的なストーリー展開と一度観たら逃れられない強烈な没入感は多くの熱狂的なファンを生み出し、ディズニープラス史上日本ドラマ歴代視聴数No.1となっている。

美しい村には、ある噂がある―。この村では人が喰われるらしい...。警察官の阿川大悟は真相を探る内に、穏やかな村で起こるすべてに疑心暗鬼になり、やがて狂気の淵へと追いやられていく。 おかしいのは村人なのか、それとも自分なのか..."人間の本質"を暴く、全世界を震撼させる驚愕の結末とはー。

今回は物語のキーパーソンであり、村を狂わす女当主・後藤銀の若き頃を演じる恒松祐里にインタビュー。作品や演じる役への思いや役を通じて伝えたいメッセージなどを語ってもらった。

――元々ドラマは視聴されていたということですが、作品に対する印象を教えてください

「本編では不穏な雰囲気がずっと続くのですが、続きが気になって最後まで観てしまう不思議な作品だなと思っていました。外部との交流がほぼ無い閉鎖された村という設定もなんだか怖くて、主人公の大悟と一緒に村の秘密に迫っている気持ちで観ていました」

――視聴者からは第2期に対する期待が寄せられていると思います。視聴者としてどのような期待を寄せているか、また、その期待を踏まえて意識された点はありますか

「シーズン2では後藤銀の過去が描かれます。原作を読まれている方はとても注目しているエピソードだと思いますし、今の供花村の元凶ともいえる話です。5、6話に凝縮して過去編を描いていますが、とても丁寧に銀の変化を演じさせていただきました。銀がどうやって当主まで上り詰めたのか、是非注目していただきたいです」

――キーパーソンである【後藤銀】の若き頃を演じられていますが、はじめてこの役柄を演じると決まった時はどのような気持ちでしたか

「お話をいただいた際に原作の漫画を読んだのですが、物凄い壮絶な人生を送った女性の物語で大変驚きました。この役を演じる事は大きな覚悟をもって臨まなければならないだろうと思いましたが、ぜひ挑戦したいと思いお引き受けしました」

――【後藤銀】は倍賞美津子さんが演じられていますが、倍賞さんとは何か会話をされましたか？倍賞さんに持っている印象や、演じるうえで意識されていることはありますか

「倍賞さんとは1日だけ同じシーンを撮影させていただく機会があり、お会いすることができました。後藤銀という役について話す事はなかったのですが、倍賞さんが現場を明るく引っ張ってくださる姿を近くで拝見していました。その日の撮影では過去の銀と現在の銀が左右にジャンプして倒れるカットがあったのですが、私がサンダルを履いていたのを倍賞さんが見て『裸足でジャンプした方がバランスが取れていいわよっ！』とアドバイスしてくださり、そのあといい感じに二人でジャンプすることができて『ほらね！』と満面の笑みで言ってくださったのが凄く印象に残っています(笑)ご一緒できたのはあの1日だけでしたが、このジャンプシーンで少し距離が近付いた気がして嬉しかったです！」

――【後藤銀】を通して伝えたいメッセージはありますか

「果たしてこの供花村の呪いは銀が一番最初の元凶なのか、もっと前からあったのではないか、本編では描かれていない部分もあるかもしれませんがそんな事も想像していただけたら嬉しいです。『ガンニバル』の世界にあるような復讐の連鎖が途切れることを願っています」

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