代表作「遺留捜査」にもつながる上川隆也の刑事役が魅力!「連続ドラマW マークスの山」
2025.3.16(日)
上川隆也主演の社会派ミステリードラマ「マークスの山」。原作は髙村薫の直木賞受賞作で警察小説の最高峰とうたわれる同名小説。主人公の警部補・合田(上川)を中心に繰り広げられるスピーディーな捜査の展開、緻密な心理描写で表現される人間模様など、単なる"刑事と犯人""善と悪"といったミステリーの枠を超えた秀逸作となっている。
キャスト陣も上川をはじめ、石黒賢、小西真奈美、高良健吾、鈴木杏樹、大杉漣、戸田菜穂、小日向文世といった実力派俳優が揃い、この重厚なドラマを盛り上げる。
⒞2010 WOWOW
合田は、山岳部仲間で現在は東京地検検事の加納(石黒)と久しぶりの登山を楽しみ下山すると、何やら物々しい人だかりに遭遇。刑事であることを伝えると、捜査をしていた山梨県警の佐野警部(大杉漣)から死後20年ほど経過した白骨死体が発見されたと聞く。その数日後、都内の住宅街で元暴力団員の畠山(池田成志)が遺体で発見され、合田は事件を担当することに。凶器が何かもつかめず、捜査が難航する中、法務省の官僚・松井(矢島健一)が殺される。その遺体の傷口は畠山と酷似しており、合田は詳しく解剖するよう求めるが、上層部は却下。どうやら地検特捜部が圧力をかけてきたらしい。上層部の判断に憤慨しながらも地道な捜査を続けていると、畠山の事件当日の行動から、弁護士・林原(小日向)との関係が浮上してくる。
⒞2010 WOWOW
一方、建設会社社長・佐伯(佐野史郎)の贈賄事件を追っていた週刊誌の記者・根来(小西)のもとに、マークスと名乗る男から電話が来る。マークスは警察も知らない情報を根来に提供するのだった。
連山のようにつながり、合田たちの前に立ちはだかる謎、謎、謎...。20年前の白骨遺体は誰なのか? 現代に起きた官僚殺人と関係があるのか?捜査をかく乱するマークスの真の狙いは?バラバラに見えた事件の人間関係が、"山"をきっかけにつながっていく。
この肉厚なミステリーを引っ張っているのは、間違いなく、主人公・合田を演じる上川。本作は2010年に制作され、当時の上川は40代前半。現在でも人気の主演ドラマ「遺留捜査」より1年前、エネルギッシュでノリに乗っているころだ。そんな彼が捜査にまい進する硬派な刑事を実直に演じ、本作の核となっている。
⒞2010 WOWOW
ベテラン俳優陣の中で輝きを放つのが高良。恋人の真知子(戸田菜穂)と話すときはクシャッと笑い、無垢な少年のようにも見えるが、時折鋭く眼光を光らせ、そこはかとない怖さがある。20代前半(当時)とは思えない凄みがあった。
圧倒的なストーリーの面白さに加え、登場人物をリアルに魅力的に演じる上川ら、キャストの演技力と見応えたっぷりの本作。事件、金、組織...この壮大なストーリーが全5話というのがもったいないくらい、凝縮された5話となっている。
文=石塚ともか
放送情報【スカパー!】
連続ドラマW マークスの山 #1~5(全5話)
放送日時:2025年4月11日(金)21:00~ ほか
チャンネル:WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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