パク・ボゴムの一途な青年像が好感度抜群!ぎこちないキスなど歌姫・IUと抜群のケミで初々しい恋模様を紡ぎ出す「おつかれさま」
2025.3.16(日)
パク・ボゴムにとって2022年の除隊以来、初の主演ドラマとなる「おつかれさま」。絶大な人気を誇る歌姫・IUとの共演ということもあり、キャスティングが発表された2023年の時点から大きな話題を集めてきた本作が、3月7日からNetflixで配信スタートとなった。
それぞれ「国民の彼氏」「国民の妹」と親しまれるトップスター同士のカップリングということで、配信されるやいなや韓国ではサイト内のランキングで1位を獲得。さらに日本を含む世界41ヶ国でもトップ10入りを果たすなど盛り上がりを見せている。
本作は済州島を舞台に、1960年代まで時代を遡りながら、聡明だが不遇な女性と不器用だが誠実な青年が、逆境に立ち向かいながら愛を育んでいくロマンス。各時代のリアリティを追求すべく600億ウォンもの巨額が投じられ、予測不能な青春時代から深みのある中年期まで、見応えのあるヒューマンドラマが全16話を通じて紡がれていく。
幼くして父を亡くし、裕福だが意地悪な叔父の家に預けられ、肩身の狭い日々を送っていた少女・エスン。海女としてたくましく生きる母の元へ戻り、貧しくも平穏な暮らしが始まるが、それも束の間、母が亡くなり居場所を失ってしまう。
そんなエスンに恋心を抱く幼なじみのグァンシクは、常に彼女を気にかけ、唯一の心のよりどころとして支えてきた。やがて高校生に成長した2人は駆け落ちを試みるなど、現状から抜け出そうと奮闘していく。
恵まれない境遇や時代に翻弄されながらも懸命に生きる少年少女。その関係をリードするエスンは賢く気丈だが、グァンシクの将来を思うが故に身を引こうとするなど、実は繊細な一面を持つ。
この主人公を演じたIUは貧しい子ども時代を過ごしたことで知られており、自分と重なるキャラクター像を魅力的に表現。自由奔放で勝ち気な一面をチャーミングに表現したかと思えば、弱気な表情が出たり、感極まって泣き出したり...。壮絶な人生を強いられるエスンの複雑な胸中を、役への理解が深いからこその多彩な演技で浮かび上がらせている。
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パク・ボゴムが青年期を演じたもう一人の主人公・グァンシクは、穏やかだが内に秘めた意志は誰よりも固い頑固者。子どもの頃からエスンにベッタリで、一緒に畑を耕し育てたキャベツを売るなど人生のすべてをエスンに捧げる優男ぶりは、ボゴムの温和な雰囲気とマッチしている。
口数も少なくどこか頼りないグァンシクだが、愛のために思いがけぬ行動を取る猪突猛進型の男で、意志の強さがそのまま反映されたような力強い眼差しなど、ボゴムは朴訥な青年の一途な愛情をチャーミングに表現。誠実なキャラクター像はハマり役で好感度抜群だ。
互いに補い合いながら成長していく凸凹カップルの初恋の行方を抜群のケミで表現しているボゴムとIU。奔放なエスンと見守るグァンシクという関係性が感じられる軽快な会話や菜の花畑でのぎこちないファーストキスなど、キュートでみずみずしい青春模様は、気がつけば応援してしまっているはず。
さらに年月が流れ、中年となった2人を、「ペパーミント・キャンディー」(1999年)や「オアシス」(2002年)で知られる実力派女優ムン・ソリと「夫婦の世界」(2020年)をヒットに導いたパク・ヘジュンが演じており、紆余曲折を経て成熟した関係性を表現。青年期とはまた異なる印象を覚える。
青年期から人生の試練に直面する中年期まで、挫折と成功の繰り返しである人生を誠実に描いている「おつかれさま」。豪華スターの共演が紡ぎ出す物語はどのような終わりを迎えるのか、初恋の行方を最後まで見届けたい。
文=HOMINIS編集部
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