石橋貴明が選手として活躍!伝説の翌シーズン描く映画「メジャーリーグ2」
2025.3.3(月)
お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明は生粋の芸人だ。木梨憲武とともに「お笑いスター誕生!!」で一躍スターに成り上がると、「とんねるずのみなさんのおかげでした」は1997年から2018年まで続く長寿番組となった。
帝京高校の野球部でもあった石橋はスポーツ番組での活躍も多く、現在も特番として放送される『夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』では毎年のように野球などスポーツで活躍する。
そんな石橋は俳優としても活動し、現在まで語り継がれているのが「メジャーリーグ2」だ。
言わずと知れた野球映画「メジャーリーグ」の続編。1では、弱小球団だったクリーブランド・インディアンスが奇跡的な優勝を果たすまでが描かれるが、続編ではその翌シーズンがそのまま舞台となる。
前作の主人公であるジェイク・テイラー(トム・ベレンジャー)やスター投手(チャーリー・シーン)、ペドロ・セラノ(デニス・ヘイスバート)らがチームに残っていながら、全員が元々の自分を見失っている状況。前年度で活躍していた姿は鳴りを潜め、必然的に開幕から低空飛行を続けることとなる。
そんな状況を変えたのが日本からの助っ人選手であるタカ・タナカ(石橋貴明)だった。英語が不得意でありながら、外野フェンスにも突っ込むような"カミカゼプレー"でチームを盛りたて、失われていた闘争心を取り戻させていく。
若かりし石橋はそのキャラクターにふさわしい闘気を備えている。今よりもほっそりとした顔つきは新鮮だが、そのぶんだけ新人メジャーリーガーという印象を強く与える。全員の共通する敵である、女性オーナーのレイチェル・フェルプス(マーガレット・ホイットン)に対してにこやかな表情で「とっととくたばれ、クソババア」ととんでもない悪口を言うシーンは日本人であれば、思わず笑ってしまう名シーンでもある。
(C) 1994 Morgan Creek Productions, Inc. All Rights Reserved.
なぜか熱心なブードゥー教から仏教に改宗しているセラノを復活させるのもタカ・タナカの役割だった。英語をうまく使えず、本来伝えたい意味ではなく伝わった「ビー玉」でセラノは発奮。シーズン1の輝きを取り戻しただけではなく、終盤にはビー玉自体がチームのラッキーアイテムとなっているのはなんだか微笑ましい。
タカ・タナカがなかなかプレー面で活躍するシーンはなくやきもきしてしまうのだが、終盤にはヒットを打つ場面も。泳ぎながらレフトへとヒットを放つ姿は、実際にプレーしている『夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』と重なるものがあり、とんねるずファンにとってもたまらない。決して出演シーンが多いわけではないのだが、インディアンスの復活という意味でタカ・タナカは絶対に欠かせない選手だったと胸を張って言うことができる。
また、タカ・タナカとともに今作から登場しているルーブ・ベイカー(エリック・ブラスコッター)もキープレーヤーだ。新人捕手で能力は低くないのだが、ある致命的な欠点を持つ。一方で、田舎育ちで性格は純朴。士気の下がるチームの中で「俺には野球しかない」とロッカールームで話す様子はフィクションでありながら、胸に刺さるものがあった。あの言葉があったからこそ、自分の姿を見失っていた選手たちが復活へと進んでいくことができたのだろう。
(C) 1994 Morgan Creek Productions, Inc. All Rights Reserved.
物語としては王道中の王道で、最初から最後まで予想することは容易い。しかし、個性あふれる面々たちが織りなすストーリーは絶妙で、その中で日本のスターが輝いているのも誇らしい。「メジャーリーグ2」は今なお語り継がれる名作と言っていいだろう。
文=まっつ
放送情報【スカパー!】
メジャーリーグ2
放送日時:2025年3月18日(日) 21:00~ ほか
チャンネル:WOWOWプラス
※放送スケジュールは変更になる場合があります
(C) 1994 Morgan Creek Productions, Inc. All Rights Reserved.
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