藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)の無愛想な先輩感も絶妙!のんのコメディエンヌぶりが光るドラマ「幸せカナコの殺し屋生活」
2025.2.27(木)

不遇な新人作家の逆襲をコミカルに体現した主演映画「私にふさわしいホテル」(2024年)や、さかなクンの半生を映画化した「さかなのこ」(2022年)など、天真爛漫なパブリックイメージを活かし、個性派俳優として我が道を貫いているのん。そんな彼女の主演最新作「幸せカナコの殺し屋生活」が、2月28日(金)からDMM TVにて配信スタートとなる。

(C)DMM TV (C)若林稔弥/星海社
SNSで大バズりした若林稔弥の同名漫画の実写化として制作発表時から話題を集めてきた本作。上司のパワハラが日常茶飯事のブラック企業から超ホワイトな殺し屋会社に転職したカナコ(のん)が、思いもよらぬ殺しの才能を発揮し、現代に蔓延る悪を撃退していくというアクションコメディだ。
原作は4コマ漫画ということもあり、殺しに罪悪感を覚えていた次のコマでは満面の笑顔を覗かせるなど、感情の飛躍による笑いが持ち味。のんは漫画のようにコミカルな演技で、原作の魅力であるカナコの目まぐるしいエモーションを表現しており、抜群のハマりっぷりを見せている。

(C)DMM TV (C)若林稔弥/星海社
例えば、次々と届く転職活動のお祈りメールに肩を落とす落胆から、面接先が殺し屋だったことを知った驚きと焦り、そして超ホワイト企業だと知った際の喜び...と、アバンタイトルから感情は大忙し。のんはコロコロ変わる表情や場面ごとにテンポを操る口調などメリハリのある演技で、カナコの心境をチャーミングに浮かび上がらせており、その姿には思わず吹き出してしまう。

(C)DMM TV (C)若林稔弥/星海社
また、殺しのターゲットにカチンと来ることを言われて真顔になるなど、人としての良識と抑えきれない感情との間での揺れ動く瞬間を捉えた演技で、突飛な物語に共感を生み出しており、この等身大なヒロイン像こそ、のんの真骨頂と言えるだろう。

(C)DMM TV (C)若林稔弥/星海社
そんなカナコの相棒として登場するのが、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が演じる職場の先輩・桜井。ぶっきらぼうで、ことあるごとに「殺すぞ」と物騒な言葉を連発するおっかない男だ。
藤ヶ谷は常にトーンの変わらない声色などテンションを抑えた演技で冷静沈着なキャラクター像を表現。次々と現れる敵を一人で手際よく始末していく闇カジノでの大立ち回りなど、スゴ腕な役どころに説得力をもたらす、身体能力を活かしたハードなアクションも痛快だ。
寡黙な仕事人である一方、仕事でやらかしたカナコを気にかけるなど、不器用ながらカナコをサポートする一面も。感情豊かなカナコとクールな桜井という凸凹コンビが、徐々にバディとなっていく関係性の変化も見どころとなっている。

(C)DMM TV (C)若林稔弥/星海社

(C)DMM TV (C)若林稔弥/星海社
二人を見守る会社の社長を演じる渡部篤郎やカナコの母役を演じる木村多江、カナコに迫る刑事コンビの矢本悠馬と山崎紘菜、脇を固めるキャストも豪華な本作。ブラック企業仕込みのタフさを武器に殺し屋としての才能を開花させたカナコは、仕事も私生活も充実させ、幸せを手にできるのか...?
不満や苦悩を殺しで吹き飛ばす、ぶっとんでいるが等身大なヒロインを演じた「幸せカナコの殺し屋生活」で、のんの個性派としての魅力を余すところなく堪能したい。
文=HOMINIS編集部
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