チェ・ウシクとパク・ボヨンのケミに注目が集まるワケとは?「その年、私たちは」脚本家が紡ぐ映画のようなロマンス「恋するムービー」
2025.2.21(金)

"ロマコメの女王"の異名を持つパク・ボヨンと「パラサイト 半地下の家族」(2019年)で知られるチェ・ウシクが共演の恋愛ドラマとして、バレンタインデーの2月14日から配信が開始されたNetflixオリジナルドラマ「恋するムービー」。
映画の撮影現場で出会った男女が付かず離れずを繰り返しながら距離を縮めていく様子を描いた本作は、配信されるやいなや連日サイトのドラマ部門にランクイン。主演2人が紡ぐ一筋縄ではいかない恋模様がネットを賑わせている。


レンタルビデオ店の2階に住み、幼い頃から家で1日中映画を見続けてきた筋金入りの映画好きコ・ギョム(ウシク)は、エキストラとして参加した撮影現場で映画監督の卵キム・ムビ(ボヨン)と出会う。偶然の遭遇が続き、互いに惹かれ合っていく2人だが、いざ結ばれようとした矢先にギョムが姿を消してしまう。それから5年後、映画監督になったムビの前に評論家となったギョムが現れ...。


ボヨンといえば、映画「過速スキャンダル」(2008年)でのブレイクにより"国民の妹"として人気を博し、その後も「ああ、私の幽霊さま」(2015年)、「力の強い女ト・ボンスン」(2017年)、「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」(2021年)などラブコメを中心にキャリアを築いてきた。
映画オタクだった父の影響から映画の世界に足を踏み入れる女性を演じた本作でも、素直になれずに強情を張る心情をチャーミングに表現。裏切ったにも関わらず再び姿を現したギョムへの怒りが感じられる表情を浮かべつつも、ギョムとの度重なる偶然に動揺したり、関係に頭を悩ませたり...と、等身大なヒロインをナチュラルに演じている。

ウシクは主演作「その年、私たちは」(2021年)以来となる脚本家イ・ナウンの紡ぐ世界観、キャラクター像を違和感なく体現。自然と人の輪に溶け込んでしまうほど人懐っこく、不思議と人の目を奪ってしまうギョムの性格をコミカルに表している。
恋愛に加え、兄弟関係、仕事のトラブルといった人生の局面に立たされた際の影を落とした表情まで、楽観的に思える人物像に深みを与える変幻自在な演技は見事だ。


ウシクといえば、パク・ソジュンやBTSのVらが名を連ねる芸能界の友人グループ"ウガウガ会"のメンバーであることは韓流好きの間では有名だが、このウガウガ会、ボヨンとも何かと縁が深い。これまで「力の強い女ト・ボンスン」でパク・ヒョンシクが、映画「コンクリート・ユートピア」(2023年)でパク・ソジュンが相次いでボヨンとロマンスを繰り広げ、本作のウシクで3人目ということで配信前から2人の共演には熱い視線が注がれてきた。

本作の舞台挨拶で「同い年なので、友人のように過ごせるだろうと思った。現場ではいつも気が楽だった」とボヨンが語ったように抜群のケミストリーを発揮。常にニコニコしながら擦り寄ってくるギョム、対照的に不機嫌そうなムビというコントラストで、監督と評論家の関係に象徴される敵でもあり仲間でもあるような複雑な距離感を表現。軽快な掛け合いから、街角でのロマンチックなキスシーンまで、2人だけの特別な空気感を味わうことができる。


「恋するムービー」というタイトルが示す通り、映画のように運命的な恋模様がハッピーエンドを迎えるのか?パク・ボヨンとチェ・ウシクという人気俳優の抜群のケミストリーと心の機微を汲み取った脚本が織りなす世界観を堪能したい。
文=HOMINIS編集部
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