徳井青空、芹澤優らウマ娘たちがセリフバトル！「私と共にイルミネーションを巡る褒美を差し上げますわ」

2025.1.31(金)

ゲームやアニメなど、さまざまなコンテンツで大ヒットを記録している「ウマ娘 プリティーダービー」。作品とも縁の深い東京・品川の大井競馬場で開催されているイルミネーションイベント「東京メガイルミ」とは、2022-2023シーズンよりコラボレーションが行われている。2024年11月2日から2025年1月12日にかけての2024-2025シーズンでは、12月8日に大井競馬場 トゥインクルステージで、同作のキャスト陣が登壇する「東京メガイルミ 2024-2025 トークショー」が開催された。

この日の出走者でもある高柳知葉(オグリキャップ役)、徳井青空(テイエムオペラオー役)、塚田悠衣(トランセンド役)、藤本侑里(ジャングルポケット役)、宮下早紀(スティルインラブ役)、芹澤優(ジェンティルドンナ役)を一目見ようと、"トレーナー"と呼ばれるファンが大勢詰めかけた。そして、コンテンツを代表する楽曲「うまぴょい伝説」に合わせ、ライブイベントと変わらぬ熱いコールで一気に温まったステージに、笑顔いっぱいのキャスト陣が姿を見せると、歓声はさらにボリュームアップした。その後はMCを務める徳井から、ウマ娘＆キャスト自身の自己紹介コーナーがスタート。最後に挨拶した芹澤が、ウマ耳姿でトレーナーの前に登壇するイベントへの参加はこの日が初めてだと明かすと、会場からは「可愛い！」という声があちこちから上がった。

続いて、キャスト陣とトレーナーによる出走コールの後、ゲームコーナー「メガイルミに誘えるのはどっち！?お誘いゼリフチームバトル」がスタート。これは、先鋒・藤本、中堅・高柳、大将・徳井による"徳井チーム"と、先鋒・宮下、中堅・塚田、大将・芹澤の"芹澤チーム"に分かれ、ウマ娘たちがトレーナーをイルミネーションに誘うというシチュエーションでセリフを披露して、どちらのチームが良かったかを会場の拍手の大きさで決めるというもの。

先鋒の徳井チーム・藤本は、大井競馬場で実際に使われていたという"スターティングゲート"をおすすめ。「キラッキラにライトアップされた超レアなゲートで一緒にアガって行こうぜ！相棒！」とジャングルポケットとして誘うと、徳井が「相棒だって！嬉しい～」と思わず呟く場面もあった。そして、芹澤チームの先鋒・塚田は、「光がたくさんあって盛れる」と、"江戸桜トンネル"を推し、「キミとイルミネーション見たいんだけど...ダメ？」とトランセンドの可愛らしさを前面にアピールしたセリフを披露した。

塚田が勝利した先鋒戦に続き、高柳と宮下が激突する中堅戦に突入。高柳は、「他で見かけないイルミネーション」として、田園・水田をテーマにした"日本原風景"をアピール。オグリキャップとして「ここを見ていると、どことなく故郷の風景を思い出すんだ。よかったら一緒に見に行かないか？」と誘うと、会場のあちこちでトレーナーが「行くよ！」と叫ぶ。対する宮下が選んだのは、紫色にきらめくアートフラワーが幻想的な"藤棚"。スティルインラブとしての「藤は"決して離れない"、"恋に酔う"という花言葉を持っているそうです。ああ、あなたと共に...」という、宮下の妖艶なセリフに会場から大きな拍手が送られ、宮下が勝利を収めた。

そして、最終戦は急遽ルールが変更され、勝利者は100ポイントを獲得できることに。徳井は、ウマ娘と東京メガイルミコラボ記念楽曲「KIRARI MAGIC SHOW」と光と水の演出が楽しめるダイナミックなショー"虹色に輝く光の大噴水"を紹介。テイエムオペラオーとして「素晴らしい音楽...よりも美しい僕！まばゆい光...よりも美しい僕！きらめく水...よりも美しい僕！毎時美しい僕と大噴水を見に行こうじゃないか！」と元気いっぱいに、そして高らかに宣言すると、会場からは笑いと拍手が沸き上がった。一方の芹澤は、こちらも「KIRARI MAGIC SHOW」とのコラボ演出が楽しめる"メガツリー"をセレクト。ジェンティルドンナとして「日頃からトレーニングに励んでいるあなたに、私と共にイルミネーションを巡る褒美を差し上げますわ。待ち合わせはメガツリーの前で。遅れたら承知しませんわよ」と、大人っぽく気品たっぷりにトレーナーを誘うと、会場内からは大きな拍手と歓声が送られた。「逆に遅れてみたい！遅れたらどんなお叱りが？」と大興奮の徳井に、芹澤は「秒数増やします」と、公式YouTubeチャンネル「ぱかチューブっ!」で公開された「ジェンティルと一緒にトレーニングだ！」の動画を思わせる発言で会場を沸かせた。

そして、大将戦の結果は、芹澤の勝利で終わり、芹澤チームが見事完勝。光るキャンディーやチョコインクッキーなどの大井競馬場グッズに加え、本物の蹄鉄という豪華プレゼントに、塚田、宮下、芹澤の3人は喜びの声を上げていた。

最後はキャスト陣と会場が一体になっての「ゴールイン」コールで、約1時間のイベントは無事終了。トレーナーたちの「ありがとう！」の声が響く中、ステージの幕が下ろされた。

取材・文＝中村実香

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