チョ・ジョンソクが同世代の女優シン・ミナと体現した「結婚のリアル」とは?韓国で当時共感の声が沸き起こった珠玉のロマコメ映画
2025.1.30(木)
昨年、デビュー20周年を機に念願の歌手デビューを果たし、その模様に密着したNetflix発のドキュメンタリー「新人歌手チョ・ジョンソク」も話題となったチョ・ジョンソク。
日本でも熱狂的なファンを生んだ大ヒットドラマ「賢い医師生活」(2020年)の肝胆膵外科医イ・イクジュン役でも知られる彼は、コン・ヒョジン主演ドラマ「星がウワサするから」にニュースキャスター役で特別出演したことが注目を集めたばかり。「嫉妬の化身」(2016年)以来8年ぶりとなったヒョジンとの"再会"がファンを沸かせるなど、40代半ばとなった今も変わらぬ人気を誇っている。
(C) Film Momentum and Cineguru ALL RIGHTS RESERVED.
ミュージカルから時代劇、そして歌手活動と多岐にわたる活躍ぶりを見せるジョンソクが、同世代女優シン・ミナとタッグを組んだことでも当時話題を呼んだ恋愛映画が「私の愛、私の花嫁」(2014年)。
韓国で"ロマンティックコメディ"というジャンルを浸透させた1990年の同名ヒット作品を再映画化したもので、このリメイク効果によりオリジナル版(パク・チュンフン&チェ・ジンシル)人気が再過熱したほど。愛し合って結婚したにも関わらず、次第に互いの些細な言葉使いや行動に我慢出来なくなる苛立ちや嫉妬――そんな誰もが一度は経験するであろう男女関係の心の機微をリアルかつ愉快に描いたストーリーに共感の声が殺到した。
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4年に渡る恋愛の末にゴールインしたヨンミン(チョ・ジョンソク)とミヨン(シン・ミナ)はごく普通のカップル。甘い新婚生活も束の間、大人になりきれないヨンミンはミヨンの話に耳を貸さず、頑固なミヨンもそんなヨンミンに小言を浴びせる日々が続き、理想の結婚とは程遠い現実に2人は頭を悩ませるようになっていく。
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変幻自在の演技力を持つチョ・ジョンソクと、年齢を重ねても変わらないキュートな魅力を放つシン・ミナの"夫婦"は、結婚当初は見ている方まで恥ずかしくなるほどのバカップル。
「損するのは嫌だから」でキム・ヨンデとの"年の差ロマンス"も評判を呼んだシン・ミナの"ラブコメ女王"っぷりがチャーミングに発揮され、ミヨンにデレデレで目尻が下がりっぱなしのヨンミンのキャラクターも微笑ましい。部屋着でのイチャイチャや海のデートシーンは2人の幸せが画面に溢れ出ているよう...。
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だがそれも長くは続かず、ダメ男と化したヨンミンと鬼嫁に変身したミヨンの衝突が日常的に勃発。最初こそテンポのいい"口撃"を笑って楽しめるが、次第に深刻さが増すと、どの夫婦にも起こり得るような"あるある"とリアルさが痛切に心に迫ってくる。
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ささやかな日常こそが本当の幸せであり、"結婚は新たな恋のはじまり"という大切なメッセージを届けてくれる本作。チョ・ジョンソク×シン・ミナのドリームカップルが織り成す、笑って泣いて心が満たされるストーリーに浸ってほしい。
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
私の愛、私の花嫁
放送日時:2025年2月7日(金)22:00~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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