「花より男子」のイ・ミンホの頼りない姿が新鮮!コン・ヒョジンとの恋模様が繰り広げられる韓国初の宇宙ラブコメ「星がウワサするから」
2025.1.16(木)
アジア各国で実写化されてきた人気漫画「花より男子」の韓国版ドラマ「花より男子~Boys Over Flowers」(2009年)で道明寺司にあたるク・ジュンピョ役を演じたイ・ミンホ。ブレイクを果たしてから15年、いまや韓国のトップ俳優へと上り詰めている。
近年は、オスカー女優ユン・ヨジョンをはじめ、アンナ・サワイ、コゴナダ監督らアジアの才能が集結したアメリカのドラマ「パチンコ - Pachinko」(2022〜2024年)にメインキャストとして名を連ねるなど、世界を股にかけて活躍する存在だ。
そんなミンホの最新主演ドラマとして1月から配信され、韓国ドラマファンからの熱い視線を集めているのがNetflixシリーズ「星がウワサするから」。「椿の花咲く頃」(2019年)以来6年ぶりとなった"ラブコメの女王"コン・ヒョジンのドラマ出演や、韓国ドラマ史上初となる宇宙を舞台にした設定など、大きな話題を振りまいている。
演出パク・シヌ×脚本ソ・スクヒャンという「嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!〜」(2016年)のコンビが再タッグを組んだ本作は、総製作費500億ウォンが投じられた大スケールのラブコメディ。宇宙ステーションでの極秘ミッションを課せられた"旅行客"の産婦人科医と、彼を案内する完璧主義者の宇宙飛行士が、極限の状況下で惹かれ合い、恋に落ちていく。
ユーモラスにつづられる2人の恋愛に加え、宇宙ステーションを舞台にした人間模様、医療や科学といった要素まで多岐にわたる題材をミックスしたラブコメの枠に収まらない1作で、ハエの交尾や研究用マウスの手術といった斬新な描写が視聴者を驚かせている。
そんな話題作でミンホが演じるのは、幼くして母を亡くし、母の友人3人の手によって育てられながら医者となった苦労人の産婦人科医コン・リョン。仕事への情熱を胸に充実した日々を送っていたが、ひょんなことから巨大財閥グループに目をつけられる。財閥一族の子孫を残すための宇宙での人工授精という極秘ミッションを強いられてしまう"巻き込まれ型主人公"で、お人好しすぎてどこか頼りない役どころだ。
宇宙船の打ち上げという際には緊張で口数が多くなり、宇宙に浮かぶ人間の遺体らしきものを見て堪えられずに口からリバース、さらに内緒で卵子を持ち込んだことがバレそうになりあたふた...と、ミンホにとって新境地となるキャラクターを感情豊かに表現している。
キョロキョロと泳ぐ視線や次々と変わる表情、無重力空間でのバタついたアクションなど、出世作「花より男子」での"俺様"なイメージとは打って変わったコミカルな姿は新鮮。30代後半に差し掛かり、カドが取れた雰囲気もあいまったハマり役となっている。
宇宙飛行士や天才科学者といったスーパーマン揃いの優秀な人材の中で一般人ぶりが際立つリョンだが、いざという時にはやる男。命の危機に瀕した被験体のマウスの緊急外科手術ではキリッとした顔に変身。ミンホだけあって頼もしい姿は板についている。
多彩な要素の中でメインとなる宇宙飛行士イブ・キムとの恋模様もヒョジンとの抜群のケミストリーで体現。宇宙船のコマンダー(船長)と旅行客という関係の変化が、ナチュラルかつロマンティックに紡がれていく。
そこで際立っているのが、ミンホのリアクションの演技。厳格なイブの態度にはじめは怯えていたリョンだが、生命を尊重しハエの交尾を見守るイブの優しい眼差しにほだされ、思いもよらぬハグには目を丸くしてうろたえる。イブの振る舞いに惹かれていくリョンの心の動きが丸わかりだ。様々な試練を乗り越えながら距離を縮めていく2人の関係は結ばれるのか、今後の展開に注目したい。
3月には実に8年ぶりにアジア各地を回るファンミーティングも控える今、鮮やかなイメチェンが味わえる「星がウワサするから」で、ミンホの多彩な魅力を堪能しておきたい。
文=HOMINIS編集部
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