BTSリーダー・RMがソロアルバム制作の裏側で見せる葛藤と向き合う素顔
2025.1.11(土)
1月3日からBTSリーダー・RMのドキュメンタリー映画「RM:Right People, Wrong Place」が公開され、話題を集めている。
(C) 2024 BIGHIT MUSIC & HYBE. All Rights Reserved.
■世界的に評価された2ndアルバム「Right Place, Wrong Person」の裏側
2022年12月にSolo Album「Indigo」でソロデビューを果たし、2024年5月に2nd Solo Album「Right Place, Wrong Person」をリリースしたRM。BTSのリーダーではなく一人の人間としてのパーソナルな部分を多彩なサウンドに乗せてさらけ出したこのアルバムは、ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」で5位にランクイン。ローリングストーン誌の「2024年のベストアルバムTOP100」にも選ばれるなど高く評価された。
「RM:Right People, Wrong Place」は、RMが豊かな音楽的才能を発揮した「Right Place, Wrong Person」の8ヶ月に及んだ制作の日々に密着。レコーディングや日本でのコンセプトフォトの撮影といった制作の裏側、本人や周囲へのインタビューを通じ、ソロアーティスト・RMのありのままの姿を浮き彫りにする。
K-POPドキュメンタリー映画として初めて釜山国際映画祭のオープンシネマ部門に招待されるなど、アルバム同様にクリエティブな1作として反響を呼んだ。
(C) 2024 BIGHIT MUSIC & HYBE. All Rights Reserved.
■真摯に音楽と向き合うソロアーティスト・RMとしての顔
「僕のではなくてチームRMのアルバムだよ」と語るように、自分の感性に共鳴する国内外のミュージシャンやアーティスト、クルーたちと共にチームとしてアルバム制作に情熱を傾けたRM。
「音楽に関する根本的な話し合いをするのは初めてだ」とプロジェクトの核として作品に参加することになった興奮を抑えきれない打ち合わせの様子から、歌詞の細部を詰めていくスタジオでの真剣な表情、ミュージシャンが奏でるサウンドに高揚する様子まで、映画では純粋に音楽を愛する青年の姿が映し出されていく。
(C) 2024 BIGHIT MUSIC & HYBE. All Rights Reserved.
■葛藤を抱えるRMの人間味溢れる一面も明らかに
「一つのことに集中する時間を持てたのは初めて」と語るたっぷりの時間の中で、野原に寝そべりクルーと音楽談義に花を咲かせるなど、リラックスした様子で音楽とそして自分自身と向き合ってくRM。等身大の様子の中では、彼の抱える繊細な顔や本音もあらわになっていく。
RMといえば含蓄のあるメッセージを世間に発する聡明な人格者という印象が強いが、映画冒頭の「K-POPスターにとって30歳とは?パーソナルな面をさらけ出せる人が必要だ」と自問する一幕に象徴されるように、その完璧な人物像の裏側にある"生身の人間"としての葛藤も正直な言葉で紡いでいる。
"その場にそぐわない異邦人"という意味のタイトルが示す周囲にうまく溶け込めない違和感、自分の気持ちと状況のズレ...誰もが抱える感情の揺れを世界的スターが抱いていることには、どこか親近感を覚えることだろう。
(C) 2024 BIGHIT MUSIC & HYBE. All Rights Reserved.
そんな感情すらも「記録しておきたい」と捉えるように、常に人生について考えながら過ごす複雑な人間らしさを持つRMだからこそ、彼の言葉には深さと真実味があるのだと、映画を通して納得させられる。
ソロ活動を通じて己の感情と向かい合うRMの真摯な人間性を味わえる「RM:Right People, Wrong Place」。来たるグループ活動が再開に向けて、アーティストとしても人間としても深みを増した彼の魅了を、本作で再確認しておきたい。
文=HOMINIS編集部
-

「俺たちバッドバーバーズ」も期待大!超特急・草川拓弥の"寄り添う芝居"も心地いい、男性同士の"晩活"に癒される深夜ドラマ「晩餐ブルース」
提供元:HOMINIS10/8(水) -

鈴木愛理「推しとの恋愛は恐縮しちゃいます(笑)」、社長秘書役で社長になった「推し」とのラブコメに挑む『推しが上司になりまして フルスロットル』
提供元:HOMINIS10/8(水) -

佐野勇斗、桜田ひよりのアドバイスで役作りが固まる「10年役者をやってきて、初めて見せる僕の姿」と語る、ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」
提供元:HOMINIS10/8(水) -

高橋海人、"やりたいこと"を仕事にする幸せ噛み締める「すべてを120%の炎でやってる感覚」――映画『おーい、応為』
提供元:HOMINIS10/7(火) -

「猟罪図鑑」シリーズのタン・ジェンツー(檀健次)、"2024年を代表するブレイク女優"ジョウ・イーラン(周依然)の一筋縄ではいかないラブ時代劇「四方館」
提供元:HOMINIS10/7(火)

