市川團十郎(市川海老蔵)の映画俳優としての若き姿!熱量の高い迫真の演技を見せた「出口のない海」
2025.1.9(木)
昨年10月に約2年に及んだ襲名興行を終え、1月3日より初春大歌舞伎「双仮名手本三升(ならべがきまねてみます) 裏表忠臣蔵」を上演している十三代目市川團十郎白猿。4役早替りへの挑戦や長女・市川ぼたん、長男・市川新之助との共演も話題を呼んでいる。
そんな歌舞伎界の大スター・團十郎が"市川海老蔵(11代目)"として映画に初出演したのが2006年の「出口のない海」。わずか2年前に"海老蔵"を襲名したばかりの28歳の時だ。「半落ち」(2004年)に続き、ベストセラー作家・横山秀夫の原作を映画化したのは佐々部清監督。脚本には、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「うなぎ」(1997年)を手掛けた冨川元文と名匠・山田洋次を迎えた"強力布陣"での制作となった。
本作は、第2次世界大戦末期、日本海軍の最終兵器たる人間魚雷"回天"に乗り組むことを志願した若者たちの運命を描いたヒューマンドラマ。海老蔵は、野球に情熱をささげた元甲子園の優勝投手で"回天"に身を投じた主人公・並木浩二を演じる。
敗色濃い日本の海軍が開発した"回天"には浩二の他に、オリンピックを目指した長距離ランナー、母親想いの陽気な若者、歌が得意な青年がいた。4人ともどこにでもいる青春真っ只中の若人だ。敵艦に自爆攻撃を仕掛ける"その時"が近付くのを彼らが覚悟して待つ中、浩二の胸には家族や恋人など大切な人たちとの思い出がよみがえって――。
"歌舞伎界のプリンス"海老蔵の精悍な顔立ちと迫力の演技は、映画の冒頭から画面によく映える。強い眼差しと凛とした口調は今と変わらない魅力を放つが、若さゆえの生き生きとした雰囲気がどこか新鮮だ。
ユニフォーム姿で野球少年時代を爽やかに演じたかと思えば、"回天"での迫真のシーン、恋人との切ない別れの芝居など、海老蔵は浩二の様々な姿を感情豊かに表現。儚い表情の芝居もグッと来るものがあり、複雑な想いを抱えつつも静かに死を受け入れる青年の役が当時の海老蔵にハマっている。
歌舞伎俳優とはまた趣の異なる映画の主演は、以降も「一命」(2011年)、「利休にたずねよ」(2013年)、「喰女-クイメ-」(2014年)と続くが、戦争を描いた作品はこれまでに「出口のない海」のみ。戦争時代に身を置いた若者の心情を当時20代の海老蔵が熱を持って演じた、すべての人に"生きる意味"を問いかける感動大作だ。
文=川倉由起子
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