映画「366日」をはじめ主演作目白押しの赤楚衛二が、20代半ばで主演したSPドラマ「パニックコマーシャル」
2025.1.4(土)

■赤楚衛二が面倒なクライアントに頭を抱える若きクリエイティブディレクターを好演
HYの名曲からインスパイアされた主演映画「366日」が新年1月10日(金)から公開され、主人公の風変わりな探偵を演じるドラマ「相続探偵」が1月25日(土)から日本テレビ系で放送される赤楚衛二。そんな彼が2019年に主演した第31回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作「パニックコマーシャル」が、1月6日(月)に日本映画専門チャンネルで放送される。

「パニックコマーシャル」は広告代理店勤務経験のある中村允俊がコマーシャルの撮影現場を舞台に描いた作品で、赤楚が演じるのは若きクリエイティブディレクター・新倉泰斗。広告の賞レースで無冠の新倉は新作で受賞しなければ、制作以外の部署に異動させられる崖っぷち状態で内心は焦りまくり。しかし、撮影当日、スタジオに現れたクライアントのお偉いさんに、目指していたおしゃれなCMコンセプトとは真逆の要求をされ、現場が崩壊していく...。
■20代半ばの赤楚衛二のフレッシュな表情が堪能できる!

1994年3月1日生まれの赤楚は2024年に30歳になり、23年に「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(TBS系)で演じた消防士など頼り甲斐のあるキャラクターを演じることも増えたが、「パニックコマーシャル」撮影時はまだ20代半ば。表情に残る幼さを生かして、クライアントのお偉いさんと監督やキャストなどのクリエイティブチームとの間を右往左往して、出口に辿り着けない未熟さを体現。
だが、黒羽麻璃央演じるクライアントである太陽ビールの若手宣伝担当・藤木と話すうちに新倉が目指す道を見つけ、徐々に表情や眼差し、声に力を付けていく様が見どころ。ラスト10分での、爽快などんでん返しへと期待が膨らんでいくと同時に、田中要次演じる太陽ビールの宣伝部長・石瓦の威圧感や重役クラスの男性が言いそうなセリフが実にリアルで、新倉を応援する感情も高まっていく。

■他にも注目の俳優・黒羽麻璃央やAKB48卒業直後の北原里英らも出演
ちなみに今作でテレビドラマデビューした脚本家の中村は、2024年4月クールの赤楚主演ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系)でも脚本に参加しており、再タッグを果たしている。また黒羽麻璃央の他にも、「パニックコマーシャル」の放送前年にAKB48グループを卒業した北原里英が自身と同様にアイドルを卒業したばかりの若手女優・リンカを演じているところも見どころ。24年11月に母親になったばかりの北原がアイドルから脱皮しようとしている役どころを演じているのも、ファンにはたまらない一作だろう。
2019年の放送作品ということで、赤楚衛二をはじめとする俳優陣の、今では見ることのできない役どころと表情を堪能できるのが今作の大きな魅力だろう。フジテレビヤングシナリオ大賞のドラマは限られた場でしか放送されていないので、2025年、年明けより公開&放送される作品を見る前に視聴してみてはいかがだろうか。
文=及川静
放送情報【スカパー!】
パニックコマーシャル
放送日時:1月6日(月)22:20~ ほか
放送チャンネル:日本映画専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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