「ザ・トラベルナース」岡田将生が語る、中井貴一との共演で得た気づき「すごく貴重な時間でした」
2024.10.16(水)
「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズ(テレビ朝日系)の生みの親である脚本家・中園ミホによる痛快医療ヒューマンドラマ「ザ・トラベルナース」が10月17日(木)夜9時から放送される。
同作は手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(ナース・プラクティショナー)」を持つ優秀なトラベルナース・那須田歩と、物腰は柔らかいが、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多き"嘘つき(!?)"スーパーナース・九鬼静が患者ファーストで医療現場を改革していく。
中井貴一演じる静とタッグを組んでいるのが岡田将生演じる歩だ。今回は岡田にインタビューを行い、中井との共演で感じたこと、本作の魅力について話を聞いた。

――公式サイトのコメントで「中井さんからたくさんのことを学びました」とコメントされていました。前作での共演経験は岡田さんにとってどんなものになりましたか?
「前回に関しては、前半は緊張しながら一緒にお芝居させてもらっていたんですけど、時間が経つとともに関係性も少しずつ変化して、貴一さんからもいろんな話をしてくださいました。制作の方々と貴一さんと休みの日に集まって、打ち合わせしながら作品に向き合っている時間が僕にとっては新鮮で。主役とはどういう立ち位置で、どういう立ち振る舞いをして、作品とどういう向き合い方をするのかを教えていただけたので、すごく貴重な時間でした」

――トラブルメーカーだった歩が、前作の最終回では静のオペのために、外科部長・神崎に頭を下げるほどに変化していました。歩の成長についてはどう見ていますか?
「ものすごく変わったと思います。それは歩に限らず、静さんもそうですよね。歩はすごく直線的に物事を考えて患者さんのために動く人で、静さんは患者自身を見つめ直しながら見るナース。お互いにスタンスの異なる2人が関わって成長していく中で、静さんの病気のことがわかったので、歩の成長としてはものすごく見せられたのではないかなと思います。元々頭を下げる人間ではなかった歩があんなに駆け回って、いろんなところに行って、静さんのために動いている。歩の変化を感じながら演じていました」

――「一人で死ぬのは怖い。だから君に看取ってもらいたいんだ」と静から歩にかけた言葉にも表れているように、2人の関係性も前作で大きく変化してきましたよね。改めて2人の関係性についてどう思いますか?
「最初はうるさいおじさんだなと思っていたと思いますけど、やっぱり過去のことも含めていろんな事が全てわかった時に、血は繋がっていないけれど親のような関係性だなと思いました。実際に僕も貴一さんとこうしてお仕事させていただいて同じ感覚になるというか。少し重なっている部分はありましたね」
――今回、山崎育三郎さんとはNHK系連続ドラマ「昭和元禄落語心中」以来となる共演です。山崎さんとは親しい関係性とのことですが、今回一緒に演じられていかがですか?
「またこうやって違う現場で会えるのは本当に嬉しいです。前回落語のドラマをやらせていただいている時は、共に苦しみながら一緒に前を向いて頑張って作っていた作品だったので、そういった仕事を共にした山崎さんとまた一緒にできるのは心強いなと。何より育三郎さんの性格もわかっているので、現場に育三郎さんがいるだけで僕は本当に心がウキウキするので、これからの撮影が楽しみです」

――本作はまだまだ日本では馴染みのない男性ナースの存在も含めて、既成概念を打ち破っていく新たな医療ドラマだと感じました。改めて岡田さんから見た魅力を教えてください。
「男性だからこそ任せられる仕事が意外とあったりして。前回の放送を見て、ナースを目指したいという男性の方が増えたということをお聞きしていたので、今回も前回同様にそう思っていただけるドラマにしたいなとも思っています。患者さんの命と向き合うところはもちろん真剣にやっていますが、実はコメディ要素もあるので、ラフに見て笑いながら見ていただけるドラマなのではないかなと思っています」
――今作ではまた違った歩の姿が見られると思うのですが、どんなところに注目してほしいですか?
「前回は歩のナースとしての成長が主に描かれていたと思うのですが、今回は違うナースの方々にも焦点が当たっているので、歩以外のナースの方々の成長も見届けてほしいなと思います」

スタイリスト/大石裕介
衣装クレジット ヒューベント エンド スパイク
取材・文=川崎龍也
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