「ムービング」のブレイクから1年、成長著しいイ・ジョンハが「怪物」の名優シン・ハギュンとタッグを組んだ痛快ドラマ
2024.10.12(土)

2023年の釜山国際映画祭「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」で最多6冠に輝くなど、"2023年最高の韓国ドラマ"と絶賛された「ムービング」(2023年)。爆発的ヒットを生んだ同作でぽっちゃり高校生・ボンソクを演じ、一躍話題の人となったのが、現在26歳の新進俳優イ・ジョンハだ。
一気にスターダムへと駆け上がり、その後、音楽番組「ショー!K-POPの中心」のMCに抜擢されるなど快進撃が続く彼は、「ムービング」後初のドラマとして、痛快なお仕事群像劇「監査します(原題)」(2024年)に出演。愛嬌たっぷりの好青年というジョンハ自身のイメージそのままに、フレッシュな新入社員を好演している。

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
10月20日(日)よりKNTVにて日本初放送される本作は、横領や不正など事件が絶えない大手建設会社に現れた"監査の神"が、会社を蝕む悪党を一掃していくオフィス捜査ドラマ。映画「JSA」(2000年)やドラマ「怪物」(2021年)などで知られ、"演技の神"とも称されるシン・ハギュンが、会社にはびこる"悪"を掃討する監査チームのチーム長シン・チャイルを演じ、その下で働く熱血新入社員のク・ハンス役にイ・ジョンハが抜擢された。

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
冷徹なチーム長と情に厚い新人というだけでなく、仕事のやり方から人と接する態度まで何もかも正反対の2人。チャイルは出勤初日から監査室のチーム員に「無能で気楽で怠けている」と一喝し、ハンスに対しても「監査の仕事に向いていない」と毒を吐く。他人を信用しないチャイルと、人を疑うことを知らないハンスの凸凹バディの奮闘がテンポ良く描かれ、事件を解決しながら2人の間に"信頼"が徐々に芽生えていくブロマンス的な側面にも惹きつけられる。

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
「ムービング」の大ヒットで次作へのプレッシャーが自ずと生まれそうなものだが、本作の制作発表会で「プレッシャーは全くなかった」と語っているジョンハ。出演を決めた理由も「(プレッシャーより)むしろ新しいキャラクターを演じられることへのトキメキを感じた。台本も、エピソード形式で事件が迫力溢れるように展開されていて新鮮に感じた」と明かしており、その意欲的な姿勢が本作でのチャレンジングなシーンの数々にも生かされていると言えるだろう。

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
他にも、監査チームを目の敵にし、チャイル&ハンスの前に立ちはだかる副社長・デウン役で、「太陽の末裔 Love Under The Sun」(2016年)のチン・グが存在感を発揮するなど、実力派俳優による演技合戦も見どころ。先輩たちから大事な"何か"を学び、成長を遂げていくハンスの逞しい姿に、成長著しいジョンハ自身をだぶらせながら、このオフィスドラマを楽しみたい。

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
監査します(原題)
放送日時:2024年10月20日(日)20:00~
※毎週(日)20:00~(2話連続放送)
「監査します」制作発表SP
放送日時:2024年10月22日(火)22:30~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-
BTS・ジョングクもヒットを後押し?世界中を席捲する「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」現象
提供元:HOMINIS9/10(水) -
庄司浩平、ドラマ『40までにしたい10のこと』での風間俊介との撮影は「ずっと喋っていた日々でした」
提供元:HOMINIS9/4(木) -
ギャップ萌え続出!高橋克典が代表作「特命係長 只野仁」で演じた魅力たっぷりの主人公
提供元:HOMINIS9/8(月) -
吉岡秀隆、野田洋次郎演じる逃亡犯を追う刑事を「夜の道標」で体現「自分が出ていないシーンも台本を読んで犯人に思いを巡らせていた」
提供元:HOMINIS9/7(日) -
吉岡秀隆の貴重な姿が満載!本木雅弘、安田成美ら豪華キャスト共演の青春映画「ラストソング」
提供元:HOMINIS9/6(土)