憑依型女優・志田未来が母の魂が宿ってしまった娘を熱演!佐々木蔵之介の困惑した表情もリアルな東野圭吾原作ドラマ「秘密」
2024.10.2(水)
今や大人気作家である東野圭吾の同名ミステリーを原作に、志田未来主演で連続ドラマ化した「秘密」。ごく普通の幸せな3人家族を襲った悲劇...。バスの転落事故をきっかけに母の魂が娘に宿り、うろたえるばかりの父と「秘密」を抱えた奇妙な生活が始まる。志田は母と魂が入れ替わってしまった娘・杉田藻奈美を熱演。父・平介を佐々木蔵之介、母・直子(入れ替わる前まで)を石田ひかりが演じる。
⒞東野圭吾/文藝春秋・テレビ朝日
女子高生・藻奈美は、夏休みを利用して母・直子の実家がある長野県へ向かった。しかし、運転手の居眠り運転が原因でバスは崖から転落。病院で意識を取り戻した直子だったが、隣で眠る藻奈美の姿を確認し安心したのか、そのまま帰らぬ人に。そんな中、藻奈美が奇跡的に目を覚ました。最愛の妻の死を受け入れられず途方に暮れる平介に、藻奈美は更なるショッキングな告白をする。なんと「自分は藻奈美ではなく、直子」だと言うのだ。俺は妻を失ったのか、娘を失ったのか...どちらにせよ、にわかには信じがたく混乱する平介だったが、藻奈美は幸いにもみるみるうちに回復し、退院することに。母と娘が入れ替わっているなどという奇妙な話を周囲に漏らすことはできるわけもなく、一家は「秘密」を抱えながらの生活がスタートする。
⒞東野圭吾/文藝春秋・テレビ朝日
一方、事故を起こした運転手が過労運転だったことが判明。バス会社と被害者家族との話し合いが進む中で、平介は運転手の妻の証言に違和感を抱くのだった。
東野圭吾ならではの、物語がどう展開されていくのかというワクワク感、そして思わぬ方向へと物語が進み不穏な空気が漂っていくゾクゾク感、さらに母として父としての思い、娘が抱く未来への希望...それぞれの感情が強烈に伝わってくる、珠玉のミステリーとなっている。
それにしてもこの作品の肝はなんと言っても藻奈美を演じている志田未来だろう。藻奈美は母が憑依した娘であるが、まさに憑依型女優の本領発揮だ。それまで石田ひかりが演じていた直子の話し方、仕草を完璧に再現している。藻奈美の担任教師(本仮屋ユイカ)と仲良く話す平介に嫉妬したときの視線の鋭さよ、それに対しギクッとなる父(佐々木蔵之介)もクスッと笑える。もともと明るい杉田家だっただけに家族の会話はほっこりする、しかし同時に切なさも襲ってくる。きっと、この奇妙な生活には終わりがある、それは母と娘のどちらかの魂が消滅してしまうことを意味する。そんな結末を予感しながらも、この家族がどんな決断をするのか、最後まで見たいと思わせてくれる秀逸作だ。
文=石塚ともか
-

異彩を放つ上川隆也に釘付け!ユニークな刑事を愛情たっぷりに演じる「遺留捜査(2013)」
提供元:HOMINIS2/28(土) -

齋藤飛鳥の透明感、齊藤なぎさの華やかさと櫻井海音の陰り...それぞれの存在が光る「【推しの子】‐The Final Act‐」
提供元:HOMINIS2/28(土) -

松雪泰子と蒼井優の名演が光る実録ドラマ!李相日監督が2006年に手掛けた映画「フラガール」
提供元:HOMINIS2/28(土) -

岡田准一×有村架純、戦乱に翻弄された愛――映画「関ヶ原」で描かれる石田三成と初芽の切ない運命
提供元:HOMINIS2/28(土) -

躍進著しいイ・ジェウク、イ・ジュニョンが織りなす、緊迫感あふれる心理戦も...予想もできない結末が待ち受けるリベンジ・ミステリー「予期せぬ相続者」
提供元:HOMINIS2/28(土)

