浅野忠信が漂わせる強烈な色気!当時のミニシアターブームを象徴する映画「鮫肌男と桃尻女 2Kレストア ニューマスター」
2024.9.25(水)
北野武が監督・脚本・主演を務めた映画「Broken Rage」が第81回ベネチア国際映画祭に正式出品され、喝采を浴びた。「暴力映画におけるお笑い」をテーマに制作された本作で存在感を発揮したのが、浅野忠信だ。北野作品には「座頭市」(2003年)や「首」(2023年)にも出演。浅野は映画初主演作「Helpless」(1996年)の青山真治監督や「沈黙ーサイレンスー」(2016年)のマーティン・スコセッシ監督ほか、国内外の名だたる監督の作品に出演してきた。
1990年代から映画を中心に活動してきた浅野だが、当時の邦画ミニシアターブームと相まって個性派俳優として高く評価されていく。そんな彼の代表作の一つとして挙げられるのが、10月11日(金)にスターチャンネルにて2Kレストア ニューマスター版で初放送される「鮫肌男と桃尻女」(1998年)だ。
(C) 望月峯太郎/講談社・東北新社
本作は、暴力団に追われる男と叔父に追跡される女の逃避行をオフビートなギャグと暴力描写で描く人間ドラマ。「バタアシ金魚」や「ドラゴンヘッド」で知られる望月峯太郎の同名コミックを、当時CMディレクターとして注目されていた石井克人監督がスタイリッシュな映像で映画化した。
退屈な毎日と冴えない自分から決別するため、トシコは勤めていた山奥のホテルを脱出する。しかし、森の中をパンツ一枚で走る男・サメハダに気をとられ、彼を追う暴力団の車と衝突してしまう。組の金を持ち逃げしていたサメハダは、気絶したトシコと共に彼女の車に乗って逃亡。暴力団幹部の田抜、トシコに偏執狂的な愛情を注ぐ叔父のソネザキ、彼に雇われた狂暴な殺し屋・山田も、狂ったように2人を追う...。
(C) 望月峯太郎/講談社・東北新社
浅野が演じたのは、トシコと共にクレイジーな逃避行をするサメハダ。若き日の浅野は当時から独特の雰囲気を纏っているが、危ない匂いと強烈な色気を漂わせながらも、どこか優しく憎めない人間らしさがある。小日向しえが演じる愛らしいヒロインや彼を狙う敵さえも心惹かれてしまう気持ちがよく分かるほど魅力的な男を浅野が自然体で演じた。
(C) 望月峯太郎/講談社・東北新社
浅野だけでなく、殺し屋・山田を怪演した我修院達也をはじめ、岸部一徳や寺島進ら脇を固めた名優たちの演技も作品を盛り上げる。薄暗い雰囲気と小気味良いテンポで、オフビートなギャグや過激なバイオレンスシーンもスタイリッシュに実写化。劇場公開当時、邦画ミニシアター系映画として大ヒットし、数々の記録を塗りかえた異色作だ。
(C) 望月峯太郎/講談社・東北新社
「バトルシップ」(2012年)や「モータルコンバット」(2021年)に出演し、話題の戦国スペクタクル・ドラマ「SHOGUN 将軍」でエミー賞ドラマシリーズ部門の助演男優賞にノミネートされるなど、今や国際的スターとなった浅野。「鮫肌男と桃尻女」は彼を語るうえでは欠かせない、原点とも言うべき名作だ。
文=中川菜都美
放送情報【スカパー!】
鮫肌男と桃尻女 2Kレストア ニューマスター
放送日時:2024年10月11日(金)23:15~ ほか
チャンネル:スターチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-

EXOの帰還にファン歓喜!SUHO、CHANYEOL、D.O.、KAI、SEHUN...2年半ぶりのカムバックで示した"K-POP第3世代"の貫禄と実力
提供元:HOMINIS2/4(水) -

ジェジュンのプロデュースでもお馴染み!"HITOMI"こと本田仁美がリーダーを務めるSAY MY NAMEら、K-POPアイドルのカムバックの裏側とは?
提供元:HOMINIS2/4(水) -

徳井義実×桃月なしこが語る「令和に官能小説作ってます」の魅力と撮影エピソード
提供元:HOMINIS2/4(水) -

仲間由紀恵の潜入捜査官としての七変化も見どころ!佐藤隆太とともに刑事を演じた「SAKURA~事件を聞く女~」
提供元:HOMINIS1/30(金) -

寺尾聰×深津絵里で紡ぐ、温かな物語――吉岡秀隆も好演した映画「博士の愛した数式」
提供元:HOMINIS2/3(火)

