SHINee・オンユの涙のワケ...名曲「12月32日」や「Dream Girl」のステージで垣間見えた、優しく繊細な人間性
2024.9.20(金)
今年9月にリリースした3rdミニアルバム「FLOW」で約1年半ぶりにソロでカムバックし、11月21日(木)・22日(金)に開催される単独ファンコンサート「2024 ONEW FAN CONCERT 'Hola!' in JAPAN」も注目を集めているONEW(オンユ)。今年4月に療養からの復帰を果たして以降、SHINeeとしてのグループ活動のみならず、精力的なソロ活動もファンを喜ばせている。
そんなオンユが復帰後間もない6月に単独出演した韓国の音楽番組「ソングスティーラー:名曲バトル」が、10月4日(金)・11日(金)深夜にKNTVにて日本初放送される。"スティーラー(盗む側)"となる実力派アーティストが名曲をカバーし、その直後に"本家"が同じ曲で"防衛ステージ"を披露。どちらが最高のパフォーマンスだったかを競う新感覚の番組だ。2024年の旧正月(2月)に放送されたパイロット版の好評を受けて、今回のレギュラー化が決定した。
(C)MBC
オンユが出演した「#7・#8」(韓国放送日:2024年6月16日・23日)では、SHINeeを代表する大ヒット曲「Dream Girl」対決が実現。スティーラーは、TWICEの"妹分"として知られるJYP Entertainment期待のガールズグループ・NMIXX(エンミックス)からメインボーカルのLILY(リリー)とリードボーカルのSULLYOON(ソリュン)が登場。特にリリーは、K-POP界でも随一の歌唱力を持っていると評判のボーカリストだ。
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NMIXXが先に完成度の高いパフォーマンスでスタジオを圧倒すると、次はオンユが防衛ステージへ。リリースされた2013年当時、JONGHYUN(ジョンヒョン)を含むSHINeeの5人のメンバーで歌っていた楽曲の全パートを1人で担い、初めて挑戦するというMINHO(ミンホ)のラップパートも抜群のクオリティで歌い切る――圧倒的な声量と表現力、唯一無二のロングトーン、切れ味たっぷりのラップ...と、オンユの"生歌"の実力を全方位から味わえる贅沢な1曲は絶対に見逃せない。
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持ち歌を披露する一方で、オンユは"スティーラー"側にも回り、歌手ピョルの名バラード「12月32日」のカバーステージを披露。「活動休止中に聴いて励まされた」という思い入れのあるナンバーで、歌の途中には思わず涙を浮かべる場面も。最初の1フレーズから聴く者の心を掴んで離さない哀愁のある歌声はもちろん、自身が慰められたように、この曲で希望のメッセージを与えたいと願うオンユの優しい人間性にも心震わされる。
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対戦の合間は出演者同士の楽しいクロストークも満載で、オンユは過去のリリース楽曲についてのエピソードやそのステージの舞台裏について秘話を明かす。共演したB1A4のメインボーカル、SANDEUL(サンドゥル)からは、オンユとの友情エピソードが飛び出す場面も。彼が辛かった時期にオンユが深夜にもかかわらず駆けつけて悩みを聞いてくれたことへの感謝を伝えるシーンは必見だ。
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後輩であるNMIXXのパフォーマンスに驚くチャーミングなリアクションから、親友・サンドゥルとの微笑ましいやり取り、最高の歌声でスタジオ中を涙させる歌唱シーンまで、オンユの多彩な魅力が凝縮された「ソングスティーラー:名曲バトル」。胸に響く圧巻の歌声はもちろん、周囲を笑顔にする人間性にもたっぷり魅了される好プログラムだ。
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
ソングスティーラー:名曲バトル #7・#8
放送日時:2024年10月5日(土)・12日(土)0:20~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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