中島健人が王子様っぷりを発揮!平祐奈演じる箱入り娘も魅力的な映画「未成年だけどコドモじゃない」
2024.7.28(日)
timelesz(旧Sexy Zone)を卒業し、更に国内外に活躍の場を広げる中島健人。当初は王子様キャラとして国内で人気を博した中島だが、その端正なルックスと確かな演技力が遺憾なく発揮されている作品の一つが「未成年だけどコドモじゃない」だ。
この作品は平祐奈演じる折山香琳という大金持ちの令嬢が高校に入学したその日に、鶴木尚に一目惚れをするところからはじまる。しかもその日は折山の誕生日。事業主である父からのプレゼントは鶴木との結婚だった。十六歳にして夫婦になった二人。憧れの王子様と夫婦になれたことを純粋に喜ぶ折山だったが、鶴木にとっては家庭の財政難を乗り越えるための政略結婚だった。世間知らずのお嬢様と両親の夫婦仲に苦労して育った息子、当初は水と油に思えた二人の仲が助け合う時間の中で少しずつ変化していく。
中島演じる鶴木は劇中において王子様でなければならない。それは王子様とお姫様が出会うという物語冒頭からのコンセプトがある以上、避けられないものだ。物語の根幹を握る重圧の設定の中で、「セクシーサンキュー」の決め台詞でファンを虜にした中島はこの作品でも遺憾なくその王子様っぷりを発揮している。中でも印象的なのは、学校で女子生徒に囲まれた際に見せる偽りの笑顔と、折山を前にした時に徐々に見せる本当の笑顔のギャップ。王子様として端正なビジュアルを誇る中島が魅せる大人と少年のような落差につい目を惹かれてしまう。
■箱入り娘を演ずる平祐奈の存在感
(C)2017「みせコド」製作委員会 (C)2012 水波風南/小学館
ところで、この話は設定としては現実離れしている。折山の誕生日を祝うメッセージには実在するが一般人では絶対に交流出来ないレベルの世界的スーパースターの名前が用いられ、使用人や料理人の数も常識的には考えられない規模のものだ。また、とにかく折山は世間的な常識や生きる術を何も知らない。そんな浮世離れしたお嬢様像に実在性を与えているのが平祐奈という女優だ。
折山はお嬢様であるが全く嫌味がない。何故なら何不自由なく、誰かに助けて貰う生活が折山にとっては当たり前であるからだ。しかし、その無邪気さを表現するのは非常に難しいだろう。だが、平の美貌はその表現を可能にしている。美しい顔立ちの中に残る幼さ、蝶よ花よと育てられた愛情を注がれてきた穏やかな顔。無論、表現として役柄に沿った芝居がされているというのもあるだろう。しかし、骨子として折山というお嬢様には平のビジュアルが必要不可欠だった。
どのシーズンに劇場に行けども、大抵上映されている恋愛映画というジャンル。その中でも非現実的な世界に中島と平は案内してくれる。加えて、今よりどこか幼い二人のビジュアルを堪能する面でもこの映画は楽しめるだろう。当時は観ていなかったファンにも是非観てもらいたい作品だ。
文=田中諒
放送情報【スカパー!】
未成年だけどコドモじゃない
放送日時:8月3日(土)16:00~
放送チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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