大泉洋はもちろん、共演の眞栄田郷敦らの演技にも引き込まれる!人間味も熱も溢れまくりなドラマ「ノーサイド・ゲーム」
2024.7.16(火)
北海道テレビの深夜番組「水曜どうでしょう」で一躍人気者となったのをきっかけに、コメディアンや司会者、歌手、声優と多彩なジャンルで活躍している大泉洋。もちろん、俳優としても大活躍し、2012年に映画「探偵はBARにいる」で第35回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。その後も数々の話題作に出演するなど、高い人気と実力を誇ることは周知のとおりだ。
そんな大泉の出演作で、熱くて泣けるドラマとして注目したいのが、2019年放送のドラマ「ノーサイド・ゲーム」だ。原作は池井戸潤の同名小説で、主人公は企業内の敵と戦うと同時に、企業ラグビーチームの運営にも携わる。同年にラグビーワールドカップ日本大会が行なわれたこともあり、放送時期もタイムリーだった。
(C)池井戸潤
大泉が演じるのは、トキワ自動車経営戦略室のエースとして活躍していた君嶋隼人。常務取締役営業本部長・滝川桂一郎(上川隆也)が進める企業買収に異を唱えたために、府中工場の総務部長に左遷されてしまう。総務部長はトキワ自動車のラグビチーム・アストロズのゼネラルマネ-ジャー(GM)を兼任することになっていて、必然的に君嶋は14億円もの赤字を抱えるアストロズを運営しなければならなくなる。
当初の君嶋は「私はラグビーなんて嫌いだ」とスタッフに言ってしまうほどのラグビー嫌いで、元経営戦略室のエースとしての視点から、早々にアストロズの予算を削る。当然、チームのメンバーとは険悪なムードとなる。しかし、滝川がアストロズを切ることを目論んで君嶋を府中によこしたこと、さらにはラグビー部を廃部にしても本社に戻れないと知った時、君嶋は行き場を失う。
そして行き場がないと知った時、君嶋は自暴自棄になったように、雨のグラウンドで顔を歪めて泣き、叫び、アストロズの司令塔・浜畑譲(廣瀬俊朗)に何度も何度もタックルを繰り返す。タックルし、弾き返される。立ち上がり、叫び、また向かっていく。そんな君嶋の姿は、無様でもある。だが、それがいい。 格好なんかつけず、悩み、苦しみ、泣き、叫ぶ。そんな素直で無垢な君嶋の姿が、その熱と共に強く心に染み込んでくる。大泉の魅力は人間味溢れる演技だと言われることも多いが、このシーンにはまさに等身大の"君嶋隼人"が溢れているし、だからこそ、そんな君嶋に強く共感してしまうのだ。
(C)池井戸潤
滝川に異を唱えた時の揺るぎない態度、赤字ラグビー部の面々を叱咤する強気の姿、絶望に打ちひしがれた雨の中のタックル。物語の中で、大泉演じる君嶋はさまざまな姿を見せる。家でぐったりしながら妻・真希(松たか子)に愚痴ってビシビシ突っ込まれたり、学生時代に嫌っていた柴門琢磨(大谷亮平)に監督の依頼をする電話の前にためらいの表情を見せたり、自然体の君嶋が感じられるシーンが数多くある。そんな君嶋を見ているうちに親近感が高まっていくのは、やはり大泉の演技の力と言えるだろう。
本作では、連続ドラマ初出演の眞栄田郷敦にも注目だ。眞栄田演じる七尾圭太はニュージーランドでラグビーの経験があり、物語の終盤にアストロズに参加する。甘いマスクと熱のこもった瞳が魅力的で、眞栄田は役作りのために体重を15kgも増やしたという。演技でも試合シーンでも、存分に魅せてくれる。
また本作には廣瀬俊朗や、アストロズの元NO.8である本波寛人役の天野義久など、元ラグビー選手も多数出演。熱気と迫力、スピード感に満ちた本格的な試合シーンも見どころだ。
物語はアストロズの立て直しだけでなく、アストロズを優勝へと導く過程、再燃した滝川の企業買収など、さまざまな要素が絡み合い進行していく。選手たちとの触れ合いの中で、君嶋もラグビーを好きになり、アストロズのために戦うようになる。大泉演じる君嶋とアストロズの選手たちの熱い戦いを、ぜひ最後まで見届けてほしい。
文=堀慎二郎
放送情報
ノーサイド・ゲーム
放送日時:2024年7月29日(月)18:00~、2024年7月30日(火)18:00~
チャンネル:TBSチャンネル2 名作ドラマ・スポーツ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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