EXO・D.O.(ディオ)ことド・ギョンスの素の魅力が溢れ出たレアなパフォーマンス！親友・ZICO(ジコ)とのハイレベルなコラボも

2024.6.29(土)

前作「期待」以来、約8ヶ月ぶりのカムバックとなった3枚目のソロアルバム「成長(BLOSSOM)」(5月7日リリース)が注目を集めているEXOのD.O.(ディオ)。iTunesトップアルバムチャート全世界36の地域で1位を叩き出し、ソロアーティストとしての人気の高さを証明。7月には、本名のDOH KYUNG SOO(ド・ギョンス)名義で行う初のアジアツアーの日本公演「DOH KYUNG SOO ASIA FAN CONCERT TOUR BLOOM in JAPAN」も控えるなど、精力的なソロ活動が反響を呼んでいる。

そんな多忙の日々を送る中、アルバムのリリース直後には"親友"のZICO(ジコ)がMCを務める「THE SEASONS～ZICOのアーティスト」(韓国放送日：2024年5月10日)にも出演を果たした。

韓国の実力派アーティストがMCを務める「THE SEASONS」シリーズは、季節ごとにMCやコンセプトが変更するという新しいスタイルの音楽番組で、ZICOはその"5代目MC"。

D.O.(ディオ)は、これまでにもJANNABIのチェ・ジョンフンがMCを務めたシーズン2(「THE SEASONS～チェ・ジョンフンの夜の公園」)にEXOとして出演した他、天才兄妹デュオ・AKMUがMCを務めたシーズン3(「THE SEASONS～AKMUのLAST GOODBYE」」)にはソロで出演しており、「THE SEASONS」シリーズにはこれで3度目の登場に。EXOのメインボーカルの一角を担うD.O.の歌唱力の高さは有名だが、生バンド演奏＆生歌パフォーマンスがウリの同番組で見せた、様々なカバーやコラボが毎回注目を集めてきた。

「私たちが友だちだと言うと大勢の人が驚きます」と、MCのZICOが自ら切り出すと、「彼は一見怖そうですよね。僕も第一印象はそうでした。でも愛情深い人なんです」と、からかい交じりに切り返したD.O.(ディオ)。

その表情は終始穏やかで、友だち同士ならではの気安さがトークにも自然と滲み出る。ZICOも負けじと、電話に出たD.O.の"オフ"の口調を真似して見せると、それを見たD.O.も呆れ顔で「バカなことして...」と失笑する。ゆるい雑談のようなトークが新鮮だ。

最新アルバム「成長(BLOSSOM)」の話題になると、そのタイトル名について、「これまで"開花"してきたという意味と、これからも"成長"していくという気持ちを込めた」と語り、ソロとして独立後の心境を表現した楽曲についてアピールした。

さらに、EXOでの完璧なシンクロダンスとはガラリと印象を変えた、先行公開曲「Popcorn」のMVで見せた自由気ままなダンスについて、"家で音楽をかけて口パクしながら踊っている"時のような素のイメージだと語り、ZICOと2人で楽しそうに踊り合う一幕もあった。

オープニングでは、ZICOにフリースタイルなダンスをイジられた先行公開曲「Popcorn」を披露。恋のときめきをポップコーンに例えた軽快なメロディと、伸びやかなD.O.の歌声が響き渡り、観客の心を鷲掴みに。曲の終盤では、客席に降りてファンの間近で歌唱すると、客席に向かってポップコーンが弾け飛ぶ演出もあり、そのサービス精神満点のステージには大歓声が上がっていた。

他にも、この番組だけのレアなパフォーマンスが続々。エド・シーランの「Perfect」をソファに座りながら即興で歌い、リラックスした表情で甘い歌声を響かせると、ZICOがBLACKPINK・JENNIE(ジェニー)とコラボした大ヒット曲「SPOT! (feat. JENNIE)」での共演も実現。抜群の表現力と歌唱力で歌い上げ、ZICOのパートでは合いの手を入れて盛り上げていたD.O.(ディオ)。2人の関係性がそのまま表れたようなグルーブ感も心地良く、深みのあるD.O.の声とZICOのラップとの相性も抜群で、正直フルサイズの歌唱で聴いていたいほどの完成度だった。

最後はアルバムのタイトル曲「Mars」を優しく歌い上げ、会場中を温かい歌声で包み込んだD.O.(ディオ)。親友のZICOによって引き出された"素"のトークもさることながら、EXOのメンバーとして見せる表情とは違う、"ド・ギョンス"としての魅力の詰まった多彩な歌声に改めて驚かされるはずだ。

文＝HOMINIS編集部

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