ENHYPENのリアルな仲良しケミが溢れ出る！NI-KI(ニキ)やSUNOO(ソヌ)のマイペースな素顔も...

2024.6.14(金)

6月11日の埼玉公演を皮切りに、全国5都市11公演を巡る自身最多公演数の日本ツアー「ENHYPEN WORLD TOUR 'FATE PLUS' IN JAPAN」をスタートさせたENHYPEN。デビュー4年目を迎え、ますます勢いを加速させている彼らは、4・5月に開催されたアメリカ公演でも大成功を収めたばかり。全米を沸かせたENGENE(ファンダム名)の熱気が日本でも再び爆発している。

多忙を極める彼らは、韓国5thミニアルバム「ORANGE BLOOD」でカムバックした直後に、通称"ドル泊2日"と呼ばれる人気バラエティ「アイドル1泊2日」(韓国放送日：2023年12月18日・25日)に出演。ちょうどデビュー3周年(11月30日)のタイミングだったこともあり、ENHYPENをお祝いするための"3周年会食旅行"が用意された。

韓国の人気ロケ番組「1泊2日」のアイドル版として知られる「アイドル1泊2日」は、KBSバラエティ番組のデジタル専門スタジオ「スタジオK」で配信されている人気コンテンツだ。

実はこの"ドル泊2日"にENHYPENが登場するのは今回が2度目。KBSのスタジオとその周辺で収録された前回(韓国放送日：2023年6月19・26日)が、番組史上最も再生回数が多かった放送回だったことが判明し、それをスタッフから聞いたメンバーたちは大喜び。今回は、数々の絶景ポイントで人気の観光地、忠北・丹陽(タニャン)へと足を延ばし、パク・ソジュンやBTSのVが出演したドラマ「花郎＜ファラン＞」のロケ地として有名な温達(オンダル)観光地からロケをスタートさせた。

3周年のお祝いとして会食費100万ウォンが贈呈されることが発表され、目の前に差し出された現金にテンションが上がるメンバーたち。ただし、これから行われるミッションに失敗すると減額されるハメに。全てのミッションを成功して会食費を守り切り、丹陽の美味しい名物料理で"3周年をお祝いしよう！"というのが旅の趣旨だ。

最初に挑戦するミッションは、爆音が流れるヘッドホンを着用しながら行う伝言ゲーム(通称・イヤホンガンガン伝言ゲーム)。「思ったよりも難しい...」とこぼしながら悪戦苦闘する。

"ダンスの申し子"ことマンネ(末っ子)のNI-KI(ニキ)は、なかなか出題ワードが伝わらないイライラをダンスで表現する場面も。立て続けに3問不正解になったところで、順番が大事と悟ったメンバーたちは、作戦会議を繰り返しながら、出題者のJAKE(ジェイク)の次にNI-KI、3番目に問題児(!?)のJAY(ジェイ)を配するという"必勝ライン"を導き出していく。

8問中5問を正解しなければクリアできないという状況の中、あの手この手で正解を伝えようとする7人の試行錯誤っぷりは爆笑の連続！声をからすほど大声で出題ワードを叫ぶJAY(ジェイ)や、トンチンカンな回答を繰り返すJUNGWON(ジョンウォン)のターンでは、ゲームを見守るスタッフからも笑いが漏れ聞こえるほど。一方、最後尾のSUNOO(ソヌ)は待ちくたびれて爆音ヘッドホンでひとり熱唱モード。最初のミッションから早速それぞれの個性を爆発させる。

爆走するモーターボートに乗りながら、キーワードを探し当てるという次のミッションでは、3チームに分かれてチャレンジ。トップバッターのJAKE(ジェイク)・HEESEUNG(ヒスン)・NI-KI(ニキ)のチームは、猛スピードで進むボートに"遊覧船みたいなものかと思っていたらこんなに揺れるなんて！"と、ミッションそっちのけで大興奮。

2チーム目は、激しく揺れるボート上で楽しそうに絶叫するJAY(ジェイ)と「吐きそう...」と船酔いを発動するJUNGWON(ジョンウォン)。それでもすぐに体勢を整えてミッションに挑もうとするあたりが、人一番責任感のある2人の人柄を感じさせる。ラストは、知性派のSUNGHOON(ソンフン)とマイペースなSUNOO(ソヌ)の組み合わせ。SUNGHOONは前2チームの戦いぶりを踏まえ、「僕が前を見るからSUNOOは後ろを見て」と冷静に作戦を立ててボートに乗り込むも、想像以上のスピードと水しぶきに大はしゃぎの様子だった。

勝負の行方より何より、7人7様のキャラクターが如実に表れた無邪気なリアクションが堪能できる今回の"ドル泊2日"。「僕たちは毎日デリバリーの料理を食べているから...」と、カメラの存在を忘れたかのような"本気食い"で旺盛な食欲を見せるお約束の会食シーンも好印象。メンバー同士の何気ない会話ややり取りも微笑ましく、"ドル泊2日"ならではのゆるい空気感で垣間見える、彼らの素の表情に惹きつけられた。

文＝酒寄美智子

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