幾田りらの美しい歌声も作品を彩る!二宮和也の涙の演技が心揺さぶる映画「アナログ」の心地良い世界観
2024.5.31(金)
2018年4月期に放送された日曜劇場「ブラックペアン」が6年ぶりに復活し、いよいよ7月より放送がスタートする「ブラックペアン シーズン2」が注目を集めている二宮和也。続編でありながら、今作では"ディアブル(悪魔)"と呼ばれる世界的天才外科医を演じるとあって、新たなダークヒーローぶりに早くも期待が高まっている。
話題の映画やドラマへの主演が引きも切らず、これまでも多彩なキャラクターを見事に演じ分けてきた二宮。その中でも、等身大の青年をナチュラルに演じ、大きな感動を呼び起こした瑞々しい純愛映画が2023年10月に劇場公開された「アナログ」だ。
(C) 2023「アナログ」製作委員会 (C) T.N GON Co.,Ltd.
6月22日(土)にWOWOWシネマにて放送される「アナログ」は、世界的名匠・北野武がビートたけし名義で発表した初の恋愛小説を映画化したラブストーリー。喫茶店で出会った男女が"毎週木曜にこの店で会う"という約束だけを交わし、連絡先を交換することなく、かけがえのない時間を積み重ねていく――様々なコミュニケーションツールに溢れた現代だからこそ新鮮に映る"アナログ"な恋模様が丁寧に紡がれていく。
演技派として国内外で高い評価を得る"俳優・二宮和也"のフィルモグラフィーを振り返ると、謎の黒い球体"GANTZ"により死闘を強いられる学生に扮した「GANTZ」シリーズや、シベリアのラーゲリ(強制収容所)で不当に抑留される旧日本軍の兵士を演じた「ラーゲリより愛を込めて」など、極限状態に追い込まれた人間の葛藤を巧みに演じてきた(<「アナログ」放送記念!俳優 二宮和也>として6月22日(土)にWOWOWシネマにて一挙放送)。だが、今作で演じているのは、一見どこにでもいるごく平凡なインテリアデザイナーの水島悟だ。
手作り模型や手描きのイラストにこだわりを持ち、手作業の温もりを好む悟は、携帯電話を持たない女性・美春みゆき(波瑠)と、喫茶店"ピアノ"で偶然出会い、心惹かれるように。連絡先を交換せず、互いに素性を何も知らないまま、毎週木曜日のデートでかけがえのない時間を積み重ねていく2人。そして遂に、悟がプロポーズすることを決意した矢先、みゆきは突然姿を消してしまう...。
(C) 2023「アナログ」製作委員会 (C) T.N GON Co.,Ltd.
どこか謎めいた"過去"を感じさせる女性をしっとりと演じた波瑠に対し、嬉しそうに挨拶を交わしたり、友人と酒を飲みながら笑みを浮かべたりと、恋に浮かれる男の高揚感をさりげなく表現した二宮。一見地味ではあるものの、彼の自然体な芝居には、主人公のバックボーンを感じさせるリアリティや親近感に溢れており、ふと流す涙にも心を揺さぶられる。
さらに「感動して大号泣した」という幾田りらが、作品からインスピレーションを受けて書き上げたというインスパイアソング「With」も、美しく温もり感のある「アナログ」の世界観を盛り立てている。
"大切な人に会える"という喜びを噛みしめるアフターコロナの時代に相応しい、愛の原点を見つめた本作。恋する胸の高鳴りや切なさをナチュラルに演じ切った二宮の、自然体な佇まいにも注目しながらぜひ再見してほしい。
文=HOMINIS編集部
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