永野芽郁と山田裕貴の「互いを思いやる深い愛情」に涙...言葉が大切に紡がれる、残酷でいて純粋なラブストーリー「君が心をくれたから」
2024.5.30(木)
5月31日(金)より劇場公開される映画「からかい上手の高木さん」など、主演作が相次ぐ永野芽郁。初の"月9"主演ということでも注目を浴びた2024年1月期のピュアなラブストーリー「君が心をくれたから」が6月7日(金)よりフジテレビTWOにて放送される。
2018年の連続テレビ小説「半分、青い。」で左耳を失聴したヒロインという難役を演じきり、女優として高く評価された永野が本作で挑むのは、ある意味、最もチャレンジングな役柄ともいえる主人公の逢原雨。幼い頃に母親から虐待を受けたことが理由で自分に価値を見出せず、他人と関わらないように生きてきた女性だ。
そんな雨に、ただ一人明るく声を掛けたのが、高校で出会った2年先輩の朝野太陽(山田裕貴)。真逆の名前を持つ2人が"過酷な奇跡"に立ち向かうラブストーリーは当時反響を呼び、その衝撃的な展開から最新話が放送される度に、"号泣"や"涙腺崩壊"といったワードがSNSに続出した。
"雨"という名前から"ザー子"と呼ばれ、バカにされる日々を送っていた雨は、太陽と過ごすうちに初めて人生に前向きになれ、パティシエの夢を叶えるために上京する。太陽には自分の想いを伝えられないままだったが、その後、夢半ばで挫折して故郷・長崎に帰郷。今なお忘れられない太陽と再会を果たす。しかし喜んだのも束の間、彼は事故に遭ってしまい、悲しむ雨の前に"あの世からの案内人"が突然現れて「奇跡を授ける代わりにあなたの心を奪わせてください」と取引を持ち掛ける。
太陽を演じるのは、「女神の教室 ~リーガル青春白書~」(2023年1月期)以来、1年ぶりの月9復帰となる山田裕貴。一人前の花火師になるという夢を持ち、明るく活発な性格だが、学生時代に気になっていた雨に対してだけは素直に話しかけられない不器用な一面も。雨の上京を見送った後、離れていた8年もの間、片時も彼女を忘れたことはなかったという一途なキャラクターだ。
雨に提示された条件――それは"五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける"という残酷なもの...。それでも雨は太陽のためにその"奇跡"を受け入れ、3ヶ月で"味覚"から順に一つずつ感覚を失っていくことに。案内人曰く、雨がその真実を話していいのは太陽だけ。だが、話せば太陽が自分を責めてしまうと考え、彼を想うゆえに雨はいつまでも言えない日々を過ごすのだった。
心の行き違いを繰り返しながらも、お互いをただひたすらに想う2人の純愛は心の奥底をグッと掴んで離さない。"言葉"を大切に紡がれたシーンの数々からは雨と太陽の深い愛情が感じられる。
あまりにも過酷で切ない展開だが、その中で一生懸命に生きようとする雨と太陽の真っすぐさが儚くも美しく描かれる。ファンタジー要素のあるオリジナルな世界観が"究極の愛"にどっぷり浸らせ、様々な愛の形や意味について考えるきっかけを与えてくれる作品だ。
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
君が心をくれたから
放送日時:2024年6月7日(金)12:10~
チャンネル:フジテレビTWO ドラマ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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