藤岡弘、が爽やかな刑事を演じる!長嶋茂雄、王貞治といったレジェンドの姿も見られるドラマ「消えた巨人軍」
2024.5.21(火)

長嶋茂雄が監督を務め王貞治が本塁打の世界記録を打ち立てた、70年代後半の読売巨人軍。そんな一流の選手団37人が誘拐された――という荒唐無稽な筋書きから始まるミステリーが、藤岡弘、(旧・藤岡弘)主演のドラマ「消えた巨人軍」だ。原作は西村京太郎による同名小説で、藤岡はひょんなことから事件の捜査に当たる若き刑事役を演じる。
阪神戦のために新幹線で大阪に向かった巨人軍37人が、突如行方をくらますという前代未聞の事件が発生。球団の代表は選手たちを誘拐した犯人から身代金5億円を要求される。試合までのタイムリミットが迫る中、巨人軍と偶然同じ新幹線に乗り合わせた刑事・左文字進(藤岡弘)は極秘で捜査に当たることに。新婚の妻・史子(水沢アキ)も同行すると言い張り、2人は消息を絶った巨人軍を救うために奔走する。
原作は実在する人気選手が集団で誘拐されるという点でかなり独特だが、長嶋茂雄、王貞治、張本勲といった面々がドラマにも"出演"する。実際の記録映像を使用する手の込んだ編集の成せる技というわけだが、長嶋茂雄の引退セレモニーや王貞治の800号ホームラン達成といったプロ野球史に残る名場面も巧みに織り込まれている。
そんな本作で藤岡弘が演じるのは新婚ほやほやの刑事役だ。アンチ巨人を自認しているがゆえに大の巨人ファンである先輩刑事と時折小競り合いを起こすが、そんな彼が巨人軍の誘拐事件を捜査することになる。

ワイルドやアウトローな役柄も難なくこなす藤岡だが、今回演じる左文字進は、根は真面目で少しキザな雰囲気の好青年。爽やかな笑みがまぶしい彼は捜査の腕も確かなもので、刑事らしく足を使って動き回り、気さくに話しかけたかと思えば巧みな話術で事件の情報を集めていく。
一方で、妻役である水沢アキとのコンビ感も見どころの一つだ。2人は新婚旅行のため新幹線で旅立つものの、夫が誘拐事件を捜査することになり、新婚旅行どころではなくなってしまう。普通なら妻は愛想を尽かしそうなものだが、なんと水沢演じる史子は自ら夫の助手を買って出るのだ。
史子はやんちゃだが行動力抜群で、左文字はそんな妻に困った顔をしながらも協力して捜査を進めていく。彼の妻へ向ける眼差しは優しさそのもので、新婚の甘酸っぱさもありながら、互いに背中を預け合うような深い信頼感がうかがえる点もいい。
もう一つ忘れてはならないのは、藤岡お得意の体を張ったアクションだ。犯人を追う捕物劇はもちろんだが、一番の見どころは窮地に陥った妻の救出に向かうシーンだ。マンションの一室に閉じ込められた妻を救うため、丈夫な縄を手にした左文字は屋上へ向かうのだが......この続きはぜひ、本編で確かめてほしい。
文=本永真理奈
放送情報【スカパー!】
消えた巨人軍[新] #1(第1話無料放送)
放送日時:6月2日(日)12:00~
放送チャンネル:東映チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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