9周年に沸くSEVENTEEN...ソロ、ユニットでも輝きを放つ、独創性あふれるパフォーマンス力
2024.5.19(日)

韓国と日本の超大型スタジアム4会場を回るアンコールツアー「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN」が話題を呼んでいるSEVENTEEN。記念すべき"デビュー9周年"と重なる神奈川・日産スタジアムの2DAYS公演(5月25日(土)・26日(日)開催)は、約7万人という日本最大規模のキャパシティで行われるツアーファイナルだけあって、そのスケールは規格外。改めて日本での絶大な人気ぶりには目を見張るばかりだ。
■メンバー自らプロデュース!ボーカル・ヒップホップ・パフォーマンスの3チームで構成されるSEVENTEENの豊かな表現力
デビュー9周年という節目のタイミングで行われている今回のアンコールツアーでは、CARAT(ファン)に向けた様々なスペシャル演出にも注目が集まっているが、そもそもSEVENTEENの強みは、楽曲制作から振り付け、コンサート演出までを自ら行う"セルフプロデュース型アイドル"であること。特に、大黒柱・WOOZI(ウジ)がリーダーを務める「VOCAL TEAM」をはじめ、「HIPHOP TEAM」「PERFORMANCE TEAM」という3チーム構成も特徴の1つで、13人組という大所帯ならではの圧巻のパフォーマンス力こそ最大の魅力だ。
そんなSEVENTEENの卓越したステージングが堪能できるのが、2019年に出演した香港の大規模コンサート「SBS SUPER CONCERT in 香港」。彼らの他にも、EXOやWINNER 、テヨン(少女時代)、MAMAMOO、AB6IXといったK-POPの実力者ばかりが顔を揃えたこの大舞台で、SEVENTEENは他を圧倒するハイレベルなパフォーマンスを展開した。
ケガで不参加のSEUNGKWAN(スングァン)を除く、12名でコンサートに臨んだこの日。「Our dawn is hotter than day」では、ソロパートを担当するメンバーが次々に前へ出て歌唱し、多彩なフォーメーションでシンクロ率の高い群舞を披露する。その後も大所帯を生かした一糸乱れぬダンスと独創的な振り付けに惹きつけられる「Home」、踊りの中にストーリー性を感じる演出で魅了する「Oh My!」、客席にクラップを促して会場が一体感に包まれる「Clap」...と続く。自分たちの魅力が最大限生かせる"見せ方"をよく理解し、それを華やかなステージへと昇華させるオリジナリティ溢れる演出が見事だ。

(C)SBS
コンサート中にはソロ&ユニットのステージもあり、中国出身メンバーのJUNは「雪の華」の中国語Ver.をしっとりと美しい歌声で披露。リーダーのS.COUPS(エスクプス)、WONWOO(ウォヌ)、MINGYU(ミンギュ)、VERNON(バーノン)によるHIPHOP TEAMは、「Lean On Me」をスタイリッシュに歌い上げる。"完全体"とはまた異なり、メンバー各々の個性が引き立つ多彩なステージにも魅了されること必至だ。

(C)SBS
■トリはEXO!圧倒的歌唱力を持つチェンら、6人での登場となった貫禄のパフォーマンス

(C)SBS
一方、EXOのメインボーカルであり、圧倒的歌唱力を持つCHEN(チェン)もソロステージを披露し、ソロデビュー曲「Beautiful goodbye」で場内を酔わせると、EXOとして"トリ"に再登場。この日は、SUHO(スホ)、BAEKHYUN(ベクヒョン)、CHEN、CHANYEOL(チャンヨル)、KAI(カイ)、SEHUN(セフン)による6人での出演となったEXOは、「Smile On My Face」「Tempo」「Love Shot」といった多彩なナンバーで貫禄のステージを披露し、場内の大歓声を一身に集める姿も印象的だった。

(C)SBS
5月26日(日)に韓国デビュー9周年を迎えると同時に、"10年目"のアニバーサリーイヤーへと突入するSEVENTEEN。今から約5年前――高い表現力が国内外で評価され、勢いが一気に加速した2019年のステージは、現在のスタイルと見比べるという意味でも新鮮。当時から開花していた唯一無二のパフォーマンス力に触れてみてほしい。
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
SBS SUPER CONCERT in 香港
放送日時:2024年5月30日(木)22:00~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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