米倉涼子が地味な銀行員から煌びやかなクラブのママに変身!スリリングな展開にも注目の松本清張作品「黒革の手帖」(2004年)
2024.5.3(金)
サスペンスの巨匠・松本清張の作品に米倉涼子が初主演した連続ドラマ「黒革の手帖」(2004年制作)。松本清張×米倉涼子といえば、今作をはじめ、「けものみち」(2006年)、「わるいやつら」(2007年)が三部作と呼ばれ、さらにスペシャルドラマ「熱い空気」(2012年)、「強き蟻」(2014年)、「疑惑」(2019年)も制作されるなど絶大な人気を誇った。その第一弾となった「黒革の手帖」で、米倉は金と欲にまみれた夜の世界を華麗にのし上がってく銀座のママを演じ、強い女性を演じたらピカイチ!なイメージを決定づけたのである。
⒞テレビ朝日・共同テレビ
銀行の支店に勤める原口元子(米倉)は、地味で平凡な日々を送っていた...かのように見えた。だがある日、1億2000万円もの大金が銀行内システムを通して元子の口座に移されているのを支店長・藤岡彰一(小野武彦)と次長・村井亨(渡辺いっけい)が発見、声をかけようとしたその瞬間、元子は逃げ出し姿をくらましてしまう。実はこの銀行には大口客の隠し口座が多数存在し、彼女はその金を横領したのだった。もともとは貧乏暮らしでこれまで苦労続きだった。"金に復讐してやる!"と野心を燃やす元子が選んだ道は、盗んだ金を元手に銀座のクラブ「カルネ」のママになること。高級な着物をまとい、自信をみなぎらせて銀座を闊歩する姿には、地味で平凡な銀行員のころの面影はみじんもなかった。しかし、銀座の街はそう甘くなく、一癖も二癖もある登場人物たちが元子の足を引っ張ろうと画策する。頭のてっぺんからつま先まで磨き上げた美貌と隠し口座のリストが書かれた黒革の手帖を武器に、元子はつわものどもへ真っ向勝負を挑み、巧みな心理戦を繰り広げていく。
⒞テレビ朝日・共同テレビ
⒞テレビ朝日・共同テレビ
圧倒的な美しさと色気で元子が手玉に取る男性陣には、仲村トオル、柳葉敏郎、津川雅彦、小林稔侍ら。また負けられない女の闘いをする女優陣には、釈由美子、山本陽子、室井滋など、そうそうたるメンバーが名を連ね、毎回、見応えたっぷりだ。松本清張作品ならではのスリリングな展開、窮地をギリギリのところですり抜け、出し抜いていく爽快感はクセになること間違いなし。そして話が進むにつれて凄みを増していく米倉の演技力や、きらびやかな夜の世界にうごめく魑魅魍魎を蹴散らし成り上がっていく、強くたくましい女性の姿にスカッとするドラマである。
文=石塚ともか
放送情報【スカパー!】
黒革の手帖<2004年版>
放送日時:5月31日(金)17:30~
放送チャンネル:テレ朝チャンネル2
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-

KINO(PENTAGON)が語る。ある音楽ジャンルにハマる理由と、音楽との向き合い方【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS2/14(土) -

大沢たかお、綾瀬はるか、内野聖陽――「JIN-仁-完結編」を名作たらしめた三者三様の名演
提供元:HOMINIS2/14(土) -

『万事快調<オール・グリーンズ>』南沙良×出口夏希が語る、"居場所"がくれる安心感「地元の友だちの存在大きい」
提供元:HOMINIS2/13(金) -

前田敦子「その先に何があるのか、自分に賭けてみたい」 写真集『Beste』を経て語る、20周年のその先
提供元:HOMINIS2/13(金) -

松下洸平が誠実な温度感で"子供たちに向き合う医師"を好演――日常を切り取る「放課後カルテ 2025秋」が心に残る理由
提供元:HOMINIS2/13(金)

