堀ちえみが幻の初主演ドラマ「メチャン子・ミッキー」で見せる、アイドルとのギャップの大きい演技に注目
2024.4.28(日)
小泉今日子、松本伊代、早見優、石川秀美、三田寛子、シブがき隊、中森明菜らがデビューした1982年はまさにアイドルの当たり年。昭和アイドル史に今もなお燦然と輝く"花の82年組"の1人である堀ちえみの貴重な初主演ドラマが「メチャン子・ミッキー」だ。
(C)東宝
本作は1982年4月よりTBS系列で放送された学園ドラマで、主題歌に1stシングルより「メルシ・ボク」が採用されるなど、堀にとって縁深い作品だ。
物語はヒロインの花村みずき(ミッキー)がロサンゼルスから日本に帰国するところからスタート。父親の母校である一ツ木高校に通うことになったみずきだったが、その学園生活は波乱万丈の連続。学校内外で次々とトラブルが発生し、大騒動へと発展していく事態を、祖母の花村小百合やボート部、近所の人たちと協力して解決していくというもの。
堀が演じるみずきは、帰国子女ということもあり日本人らしからぬ感性の持ち主だ。メチャン子と称されるように周囲があっけにとられることもしばしばだが、女性厳禁のボート部に入部を希望する孫娘のためにボート部顧問の細川に預かっているボートを引き上げると半ば脅すように入部を認めるよう迫る小百合に、「こういう頼み方はフェアじゃない」と反論するなど、1本スジの通った一面も持ち合わせている。
(C)東宝
そんなみずきの活躍を描く本作で見所の1つになっているのが、若かりし頃の堀が見せる体を張った演技だ。例えば、第1話では帰国直後に置き引き被害に遭うみずきが果敢に置き引き犯を追いかけ、公園で大立ち回りを見せるシーンでは見事なアクションを披露。作中では、みずきの見事な快刀乱麻ぶりはその場に居あわせた小百合が「お前さんのあまりのメチャン子ぶりにあたしはびっくりしてんの」と口にしたほどで、可愛らしい顔からは想像できないギャップのある演技は見るものを驚かせるに違いない。
(C)東宝
また、豪華な共演陣も見逃せないポイントだ。祖母の花村小百合役に昭和を代表するコメディアンの東八郎をはじめ、「俺はあばれはっちゃく」で主人公の桜間長太郎を演じた吉田友紀、のちに「不良少女と呼ばれて」や「スクールウォーズ」などに出演する人気俳優へと成長する松村雄基など、そうそうたる顔ぶれが名を連ねている。
そんな今ではなかなかお目にかかれない昭和らしい描写や次々と捲き起こるトラブルに、若かりし頃の堀ちえみ演じるみずきと豪華キャストが立ち向かう姿を楽しんでほしい。
文=安藤康之
放送情報【スカパー!】
メチャン子・ミッキー
放送日時:5月13日(月)01:30~
放送チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-

【水上恒司×山田杏奈】『シナントロープ』で再共演――初共演から5年、"距離感の正解"〈ふたりのこと。〉
提供元:HOMINIS10/9(木) -

畑芽育「あの自己紹介をしてくれるだけで...」と大橋和也を絶賛!ドラマ「君がトクベツ」
提供元:HOMINIS10/9(木) -

北田祥一郎、小西遼生、雨宮慶太監督らが登壇し、TVシリーズ放送20年記念日に劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』の記者会見開催!
提供元:HOMINIS10/9(木) -

「俺たちバッドバーバーズ」も期待大!超特急・草川拓弥の"寄り添う芝居"も心地いい、男性同士の"晩活"に癒される深夜ドラマ「晩餐ブルース」
提供元:HOMINIS10/8(水) -

鈴木愛理「推しとの恋愛は恐縮しちゃいます(笑)」、社長秘書役で社長になった「推し」とのラブコメに挑む『推しが上司になりまして フルスロットル』
提供元:HOMINIS10/8(水)

