真田広之が若手時代から新作まで絶え間なく役に吹き込み続ける「魂」
2024.4.16(火)
ハリウッドの圧倒的スケールで描かれる戦国スペクタクル巨編「SHOGUN 将軍」(ディズニープラスの「スター」で独占配信)で、主演・プロデューサーを務める真田広之。
真田といえば、本格的な演技派俳優として円熟味を増し、ハリウッド映画「ラスト サムライ」(2003年)に出演したことで日本を代表する世界的俳優の一人となった。アメリカ・ロサンゼルスに拠点を移してからは俳優だけでなくプロデューサーとしても活躍しており、日本の文化をエンターテインメントを通して世界に発信している先導者だ。
主演・プロデューサーを務める「SHOGUN 将軍」では、「常々、『日本人の納得するかたちで海外に日本の時代劇を紹介したい』という思いがあったので、『とにかく王道でいこう』と」と語る真田は、日本人の時代劇のスペシャリストをハリウッドに呼ぶなど、強いこだわりを持って、自身のキャリアを総動員して製作したという。真田の強いこだわりと俳優&プロデューサーとしての経験がハリウッドと掛け合わさり、唯一無二の時代劇として世界を席巻中だ。
そんな真田の全てが詰め込まれた新作の「SHOGUN 将軍」だが、彼の若かりし頃から途切れることなく続く"役者としてのこだわり"がしっかりと息づいており、世界を魅了する要因の核として存在している。それは、どんな作品であれ、演じる役を一人の人間として描き切っているところだ。

例えば、時代劇初主演を務めた映画「忍者武芸帖 百地三太夫」(1980年)では、敵の策略にはまりほぼ全滅させられた伊賀忍者たちの無念を晴らすために復讐を果たす二代目 百地三太夫を熱演。体のキレ、ダイナミックな体術、一挙手一投足の動きの美しさなどのアクションのすばらしさはもちろんなのだが、父母の無念を思う瞬間や久々に再会した仲間と心を通わせるシーン、処刑された仲間たちの首を前に改めて強く復讐を誓う姿など、「怒り」「葛藤」「執念」「悲哀」といった主人公の心情を、早い展開の中でも繊細に表現することで、"一人の生きた人間"として命を吹き込んでいる。
また、配給収入15億2500万円を記録した映画「伊賀忍法帖」(1982年)でも同じく、主人公の忍者・笛吹城太郎を人間味のあるキャラクターとして演じている。恋人と愛を誓う希望に満ち溢れた表情や非業の死を遂げた恋人の復讐を果たすために奮闘する姿、恋人の双子の姉に対する複雑な思いなど、息もつかせぬスピード感あふれるアクションの合間に描かれる人間らしさを瑞々しく表現している。

「SHOGUN 将軍」でも、圧倒的なスケールと細部に宿る時代劇としてのリアリティーが注目されがちであるが、何より真田が芝居でキャラクターの核となる"魂"を表現しているからこそ、作品に説得力が生まれているのだ。
この作品の配信に合わせて、時代劇専門チャンネルでは、特集「"世界で戦うサムライ"真田広之」と題して4月20日(土)から、上記の映画2本と真田が「SHOGUN 将軍」について語る特別インタビューを放送。真田が若手時代から途切れることなく、役に吹き込み続けた "魂"を過去作で感じ、特別インタビューで新作に込めたこだわりに触れた上で、新作に出合うと更なる楽しみ方ができるのではないだろうか。
文=原田健
放送情報【スカパー!】
伊賀忍法帖 主演:真田広之
放送日時:4月20日(土)19:00~ほか
放送チャンネル:時代劇専門チャンネル
忍者武芸帖 百地三太夫 主演:真田広之
放送日時:4月21日(日)19:00~ほか
放送チャンネル:時代劇専門チャンネル
真田広之 特別インタビュー<ディズニープラス「SHOGUN 将軍」配信記念>
放送日時:4月20日(土)21:00~ほか
放送チャンネル:時代劇専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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