韓国版「寄生獣」が大反響!チョン・ソニが完璧に演じ切った「パラサイト」との奇妙な共存関係が鳥肌モノ...
2024.4.12(金)
世界30以上の国と地域で累計発行部数2500万部を突破する日本発の名作漫画「寄生獣」を韓国で実写ドラマ化したNetflixシリーズ「寄生獣 -ザ・グレイ-」(全6話)。
人間に擬態して生きる"寄生生物=パラサイト"が韓国に襲来していたら...という新たな発想から誕生した本作の製作決定が報じられるや、日韓のみならず世界中から熱い視線が集中。何より韓国ゾンビブームの火付け役となった大ヒット映画「新感染」シリーズのヨン・サンホ監督がメガホンを取るとあって早くから期待の声が寄せられていたが、4月5日の配信開始直後から、Netflixのグローバルランキング(非英語作品)を賑わせている。
「寄生獣 -ザ・グレイ-」は、人間の脳を食い尽くし全身を支配して"同種"を増やしていくパラサイトとの戦いの物語。日本で製作されたアニメ「寄生獣 セイの格率」(2014年)や実写映画「寄生獣」(2014年)が原作と同じく高校生の泉新一とその体に寄生するパラサイト・ミギーの物語であるのに対し、今作の舞台は韓国。主人公チョン・スイン(チョン・ソニ)と、自身の顔の右側に寄生したパラサイト"ハイジ"が繰り広げる新たなストーリーだ。
母親に捨てられ、父親に暴力を振るわれる幼少期を過ごしたスイン。大人になった今も天涯孤独な人生を送る彼女は、韓国にパラサイトが襲来した際、その身体を"ハイジ"に乗っ取られる。ところが、宿主であるスインの身体を治癒するために能力を使ったことで、ハイジは脳の乗っ取りに失敗。結果的に人間でもパラサイトでもない"変種"となったスインは、自身の意識とハイジの意識が共存するという、奇妙な"共生生活"を余儀なくされる。
スインの身体に何かあれば、ハイジも滅ぶことになる。スインとハイジ、1つの体に宿った2つの魂が、生き残りを懸けてパラサイトたちとの闘いに挑んでいく。
もともと原作を「教科書のような存在だった」と語るほど敬愛していたヨン・サンホ監督。そんな彼が脚本作りから関わったとあって、新たに創作されたストーリーでありながら原作への深いリスペクトを感じる作品に仕上がっている。日本の原作ファンからも、早速「原作好きこそハマれる作品」「『寄生獣』のハードバージョン、面白い!」「原作と同じところ、違うところどちらもしっかり練られたシナリオ」と絶賛の声が続々と寄せられている。
顔が割けてその中からグロテスクな"触手"が飛び出すパラサイトの造形は、ジャンルもので高い技術力を誇る韓国エンタメの真骨頂。"怪物"たちのリアルかつダイナミックな映像が、パラサイトの恐怖を生々しく表現している。
そして圧巻なのが、スインとハイジの"2役"に挑んだチョン・ソニの演技力。ハイジの意識が表に現れるのは、スインが意識を失っている間だけ。パラサイトに寄生され混乱するスイン、そして、自らの生存のため宿主(=スイン)を守ろうとするハイジを、声色と表情をガラリと変えて鮮やかに演じ分けている。傷つき涙を流すスインから、無機質なハイジへの表情の落差は凄まじく、そんな2人の人格が入れ替わる一連のシーンは鳥肌モノだ。
宿主を守るという本能に忠実なハイジが、結果としてスインの孤独を癒やしていく。全く異なる"種"である2人の間に奇妙な絆が芽生える過程を、ソニが繊細に演じ切っている。原作を未読でも、この鮮烈な"入れ替わり演技"が存分に楽しめる仕上がりになっているのだ。
最終話(第6話)のラストには、原作では主人公として描かれる"泉新一"という名の記者も登場。しかも、その新一役を菅田将暉が演じているというビッグサプライズが大反響を呼んでいる。意味深なエンディングからも、シーズン2を期待する声が早くも高まっているが、まずはこの独創的な「寄生獣」ワールドを存分に堪能したいところだ。
文=酒寄美智子
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