三浦春馬がサムライに変身し、様々な問題を解決する痛快学園エンターテインメントドラマ「サムライ・ハイスクール」
2024.4.7(日)
ちょっとヘタレな草食系男子の高校生が、ピンチになると最強のサムライに変身する――そんな主人公が敵だけでなく学校や社会に巣食う問題を解決する姿を描く痛快学園エンターテインメントドラマが、2009年に日本テレビ系で放送された「サムライ・ハイスクール」だ。三浦春馬が主演を務め、友人役を城田優が、幼なじみ役を杏が演じる。
私立高校に通う望月小太郎(三浦春馬)は、高3の秋だというのにいまだに志望校も決まっておらず、同級生で幼なじみの永沢あい(杏)に半ばあきれられている。彼はある日、偶然訪ねた歴史図書館で、司書から一冊の古文書を手渡される。そこには大坂夏の陣で真田幸村の家臣として戦った武将、望月小太郎について書かれていた。自分と同姓同名、しかも17歳という同じ年齢で戦死した若き武将の存在に驚く小太郎。それ以来、窮地に陥ると小太郎の体に武将である"サムライ小太郎"が乗り移るようになる。
主演の三浦春馬は、2人の"望月小太郎"を演じる。まずは主人公である平凡な高校生の小太郎だ。彼は典型的なおちゃらけキャラで、学校の集会でも変顔をしてふざけてばかり。しかし本来は正義感が強く、世の中の役に立ちたいという思いはあるものの、肝心な時には何もできず笑ってごまかしてばかりいる。
そんな小太郎の体に宿る"サムライ小太郎"は、鋭い眼光に鍛えられた腕、堂々たる風貌に腹の底から響き渡る声を持つ、百戦錬磨の武将として現代に降臨する。夏の陣では紅の甲冑に身を包み、真剣を振るって戦っていた望月小太郎。現代に降り立ったサムライ小太郎は剣の代わりに定規やモップを手にして敵をなぎ倒していく。
城田優が演じるのは小太郎の同級生である中村剛だ。背は高いながらも常におどおどして口ごもった話し方をしている中村は、カツアゲの標的にされるようないじめられっ子。自分は負け犬だと言って戦うことを諦めてしまっていたが、サムライ小太郎に救われたことをきっかけに、彼の"家来"になると言って小太郎と行動を共にするようになる。
杏は小太郎の幼なじみである永沢あい役を演じる。彼女は真面目で成績も良いしっかり者。いじめられている中村のことを放っておけず止めに入るものの、いま一歩踏み込めず及び腰になってしまう一面がある。小学生の頃に同級生にいじめられていたところを小太郎に助けられたことがあり、ゆえに現在のふがいない小太郎を見かねて喝を入れることも多い。
小太郎たち3人が通う私立高校は文武両道の学校をうたっているが、その実態は学校の名声のためにスポーツ特待生や特進クラスを優遇し、学校内では生徒を差別していた。受験という節目もあり、「大人になれ」と言いながら理不尽な対応を迫ってくる学校側に対して、小太郎はサムライ小太郎の力も借りながら、彼なりのやり方で立ち向かっていく。古き良き武士道精神の対極にある現代社会で、2人の小太郎がどのようにして自らの義を通すのかに注目したい。
文=本永真里奈
放送情報【スカパー!】
サムライ・ハイスクール #1
放送日時:4月17日(水)21:00~
放送チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-

ギャップ萌え続出!高橋克典が代表作「特命係長 只野仁」で演じた魅力たっぷりの主人公
提供元:HOMINIS9/8(月) -

吉岡秀隆、野田洋次郎演じる逃亡犯を追う刑事を「夜の道標」で体現「自分が出ていないシーンも台本を読んで犯人に思いを巡らせていた」
提供元:HOMINIS9/7(日) -

吉岡秀隆の貴重な姿が満載!本木雅弘、安田成美ら豪華キャスト共演の青春映画「ラストソング」
提供元:HOMINIS9/6(土) -

高良健吾と鈴木杏のラブシーンも!新宿・歌舞伎町からの男女の逃避行を描く「軽蔑(2011)」
提供元:HOMINIS9/5(金) -

映画『宝島』で感じた広瀬すずの包容力"太陽の煌めき"で観客の心を照らす
提供元:HOMINIS9/5(金)

