「愛の不時着」の令嬢役でブレイク!ソ・ジヘが秘めたる欲望を生々しく体現したドロ沼愛憎劇
2024.3.9(土)
今年で40歳を迎えるソ・ジヘ。恋に不器用な社長令嬢ソ・ダン役を演じた「愛の不時着」(2019年)での大ブレイク以降、「夕食、一緒に食べませんか?」(2020年)ではソン・スンホン、「アダマス 失われたダイヤ」(2022年)ではチソンといったトップ俳優と共演するなど、そのキャリアは絶好調。2022年12月に韓国で放送された主演ドラマ「赤い風船~絡み合う糸~」では、欲望に駆られて暴走するヒロインを熱演し、女優として新たな境地を切り拓いている。
(C) TV Chosun 2022
3月17日(日)よりKNTVにてTV初放送される「赤い風船~絡み合う糸~」は、20年来の親友同士だった2人の女性の絆が嫉妬や欲望によって崩壊していく様子をスリリングに描いた愛憎劇。ジヘは貧しく慎ましく生きる女性チョ・ウンガンを演じ、彼女の高校時代からの親友で裕福な家庭で育った女性ハン・パダを「浮気したら死ぬ」(2020年)のホン・スヒョンが演じている。
(C) TV Chosun 2022
教師になるのが夢のウンガンは、今はジュエリーデザイナーとして活躍するパダを手伝いながら家庭教師としても働き、一生懸命に生きていた。公務員試験に落ち続ける恋人・テギ(ソル・ジョンファン)との結婚を望み、4年もの間、彼との生活を支え続けているが、実は内心では、パダの夫で皮膚科医のチャウォン(イ・サンウ)を密かに思い続けている...という複雑な身の上だ。
(C) TV Chosun 2022
第1話冒頭で目を引くのは30代後半とは思えないジヘの透明感あふれる美貌。地味で目立たないウンガンとクラスの人気者のパダが出会い、友達になっていく過程を描いた回想シーンでは、ジヘもスヒョンも制服姿の高校生役を難なくこなし、瑞々しい友情の芽生えを体現している。
ストーリーはそこから一気に20年進み、メインで描かれるのは、30代になったウンガンとパダの物語だ。「愛の不時着」では一見クールだが実は不器用なソ・ダン役で視聴者に愛されたジヘだが、本作のウンガンはいつも周囲に合わせて笑顔を浮かべ、自分よりも他人を優先し、気を遣ってばかりの苦労人というキャラクター。そんなウンガンと、明るく裏表のないパダの絆が、パダの夫・チャウォンへの秘めた思いによって掻き乱されていく。
(C) TV Chosun 2022
さらに、パダとウンガンの"格差"が2人の関係性に影を落としていく。裕福なパダにそのつもりはなくても周囲からはまるで主従関係のように見られ、蔑まれるウンガン。些細なことの積み重ねで、慎ましやかなウンガンの心の中に少しずつ欲望と嫉妬の芽が育ち、やがて暴走していくのだ。ウンガンが抱く生々しい二面性をジヘが鮮烈に演じ、女優としての振り幅を見せつけている。
(C) TV Chosun 2022
ヒモ同然のテギと、優しく紳士的なチャウォンの対比も分かりやすく描かれ、テギに失望するほどにチャウォンに惹かれるウンガンの気持ちが痛いほど伝わってくる。第1話のラストでは、ウンガンとテギ、パダとチャウォンが"ウソ発見器"で際どい質問をぶつけ合うというシーンも。その後の愛憎渦巻くドロドロ劇を充分に予感させるスリリングな"匂わせ"によって、彼らの複雑な関係性に一気に惹きつけられてしまう。
(C) TV Chosun 2022
パダの夫・チャウォン役のイ・サンウは、"ドロドロ愛憎劇"の傑作「ペントハウス」で脚光を浴びた女優キム・ソヨンの夫としても知られる愛妻家。妻と仲睦まじく過ごすプライベートの様子を度々SNSに投稿して注目を集めるなど、リアルに優しい紳士的なイメージを持つサンウだけに、ウンガンが抱く複雑な恋心も共感必至。「愛の不時着」で見せた表情とは全く異なるジヘの変貌ぶりはもちろん、加速していくドロ沼展開から目が離せなくなるはずだ。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
赤い風船 ~絡み合う糸~
放送日時:2024年3月17日(日)20:00~
※毎週(日)20:00~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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