「Midnight Grand Orchestra」の星街すいせい、TAKU INOUEが初の有観客ライブで見せた最高のパフォーマンス
2024.3.7(木)

ホロライブに所属する登録者200万人超えのVTuber・星街すいせいと、「アイドルマスターシリーズ」楽曲編成などを担当したVIA/TOY'S FACTORY所属のサウンドプロデューサーTAKU INOUEによる音楽プロジェクト「Midnight Grand Orchestra」。そんなビックプロジェクト初となる有観客LIVE「Midnight Mission」が東京・豊洲PITにて、2月20日に開催された。

暗闇から星街すいせいとTAKU INOUEが幻想的に現れ、1曲目となる「Never Ending Midnights」とサイバーな演出で客席を一気に引き込むと、中毒性のあるフレーズと星街すいせいの振付が印象的な「SOS」で客席のボルテージは一気に上昇。その後TAKU INOUEが、「ありがとう!」と言うと大きな歓声があがった。
そして、穏やかなバイオリンの前奏から本ライブのタイトルでもある楽曲「Midnight Mission」、TAKU INOUEによるギターが魅力的な「Igniter」と続き、TAKU INOUEが「Midnight Grand Orchestraです。よろしく。」と全ては音楽で語ると言わんばかりの短い挨拶を行った。

ほぼノンストップのまま、「Rat A Tat」「夜を待つよ」をパフォーマンスすると、またもTAKU INOUEが「みんなまだ踊れますか?好きなように踊っちゃってくださいと」と客席に呼びかけ「Blackhole Dancehall」の演奏が始まり、「YEAH YEAH YEAH YEAH」のコールが巻き起こるが、その後のTAKU INOUEの「まだいけるでしょ、でかい声出さないとこいつが消えないらしい」と煽りと共にモニターに映るボスを指さすと、まるでゲームのレイドのように一体感のある大声のコールが轟いた。

間奏曲である「Tuning」をはさみ、儚さを感じさせる歌声と演奏の「流星群」の後には、「Starpeggio」が流れる中、2124年という文字がモニターに映し出され「100年先」というフレーズが耳に残る「ソリロキー」に続くという素晴らしい演出で、さらに客席を魅了した。続く「Light The Light」では一度光の粒子となった星街すいせいがバックスクリーンで自分の影と一体となりステージに舞い戻る演出を見せ、「Moonlightspeed」では耳心地の良い韻とスピード感を感じさせてくれる。そして、TAKU INOUEが「最後の曲です」と告げ、演奏を始めた「Allegro」。曲の中盤で、星街すいせいがアーティスト写真で持っている兵器「アレグロ」を持ち、会場と共に客席の心打ち抜くと、歓声があがった。


間髪入れず巻き起こったアンコールで再登場した「Midnight Grand Orchestra」が演奏するのは、「3時12分」。"TAKU INOUEプロジェクト"の第1弾として発表した曲だ。そして、星街すいせいを一躍有名にした楽曲「Stellar Stellar」を感情をこめて披露すると、最初で最後のMCではTAKU INOUEこのライブ中幾度となく言葉にしていた感謝を客席へ伝える。
そして、ラストの曲となる「Highway」ではお別れをするように星街すいせいが大きく手を振るなか、TAKU INOUEが「ありがとう、また会いましょう」と言い「Midnight Grand Orchestra」初となる有観客LIVE「Midnight Mission」は幕を閉じた。
文=HOMINIS編集部
カメラマン=鳥居洋介
⒞ VIA/TOY'S FACTORY , ⒞ 2016 COVER Corp.
配信情報
Midnight Grand Orchestra 1st LIVE「Midnight Mission」
配信:SPWN
配信期間:~2024年3月13日(水)23:59
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