上川隆也演じるリストラ寸前の癒し系ミステリー作家・六波羅一輝が、京都で呪いによる殺人を追う!
2024.2.27(火)
上川隆也が崖っぷちのミステリー作家を演じる、「ミステリー作家 六波羅一輝の推理」シリーズの第二弾が、3月5日(火)より日本映画専門チャンネルで放送される。現代劇も時代劇も、コメディも社会派も、ドラマも映画も舞台も何でもこなす上川が今作で演じているのは、かなり頼りないが気付くと事件の謎を解いている作家の六波羅一輝。第一弾に続いて、今回もリストラ寸前の崖っぷち状態。前作以上に横山めぐみ演じる編集者の北村みなみに尻を叩かれ、序盤こそ肝に銘じているようだが、それもつかの間。すぐに推理オタクの六波羅一輝に戻り、見る者を迷宮の世界に案内してくれる。
第二弾「京都 陰陽師の殺人」での六波羅一輝は、金子昇演じる陰陽師の目一(さかき・はじめ)が式神に殺人を犯させるという奇妙な事件に挑む。もともとは「辞表を書くか、傑作を書くか」と出版社に迫られた六波羅が、次回作のネタにするために京都の若き陰陽師を訪れるのだが、この陰陽師が京都の華麗なる一族・三方家に婿入り予定だった男を殺害することになる。しかし、男が殺されたのは陰陽師が東京で一晩中祈祷をしていた夜のことで、直接手を下すことは不可能。にもかかわらず、陰陽師は式神に殺させたと罪を告白するのだ。

編集者の北村は、「呪いによる殺人。完璧なアリバイ」という状況が小説のネタにピッタリと興奮するが、推理オタクの六波羅はトリックのヒントさえつかめず困惑した表情を見せる。だが、ここから由緒ある三方家の当主(夏八木勲)やその一人娘・まゆみ(中山エミリ)、まゆみの精神科医(大浦龍宇一)、当主と顔馴染みの芸妓(河合美智子)などが登場し、優れた観察眼を持つ六波羅は一瞬の眼差しなどから、複雑な人間関係や由緒ある一族の闇に迫っていく。
今シリーズの面白さは、多くの作品で刑事や検察役を務め、ビシッとキメたスーツスタイルで事件を解いていく上川が、チェックのシャツにTシャツのカジュアルスタイルでのんびりとした雰囲気を醸し出しながら、事件の謎をひも解いていくところにある。そんな六波羅は、今回も第一弾の「白骨の語り部」同様に古き良き刑事のように足で情報を集めながら、事件に関わる人々の心に寄り添い、罪の陰に隠れた本心に迫っていく。そして、最終的に事件を解決するだけでなく、犯人や事件関係者を「真の呪い」から解放してしまうところが六波羅一輝という男の真骨頂であり、上川はその男の機微を穏やかに表現している。だからこそ、見終えた時に不思議と癒されてしまうのだ。
家柄やしきたりを重んじ、由緒ある一族の末裔としての生き方を強いる当主と悲しい十字架を背負う娘、怪しげな陰陽師、わけありに見える精神科医や芸妓は、一体どのような関係なのか? 穏やかながら鋭い六波羅一輝を演じる上川が誘う、推理の世界に酔いしれたい。
文=及川静
放送情報【スカパー!】
ミステリー作家 六波羅一輝の推理2 京都陰陽師の殺人(主演・上川隆也)
放送日時:3月5日(火) 13:00~
放送チャンネル:日本映画専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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