「オードリーのオールナイトニッポン」15周年記念イベントが東京ドームで開催 星野源サプライズ登場で16万人が熱狂
2024.2.22(木)

2月18日に東京ドームにて「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)の放送開始15周年を記念したイベント「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」が開催された。
2009年から放送され、ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで放送しているラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」。歴史的な瞬間を目撃しようと多くのリトルトゥース(ラジオリスナーの呼称)が駆けつけ、東京ドームには5万3000人が集結。さらには全国47都道府県の映画館200館およびLINE CUBE SHIBUYAでのライブビューイングでは5万2000人、オンライン生配信では5万5000人が鑑賞するなど、合計16万人が集まった。
開演前には放送作家の藤井青銅とどきどきキャンプの佐藤満春による「サトミツ・青銅のオール前座ニッポン」が実施され、早くも会場は熱を帯びていく。開演時間になるとスクリーンにはこのイベントのために星野源が書き下ろした主題歌「おともだち」のアニメーションが流れ、VTR演出とともにオードリーの若林正恭と春日俊彰が登場。若林はエミネムオマージュをキメると、目の前に突如として現れた自転車で東京ドームを一周、春日は番組スタッフとともに3塁側ベンチから姿を現し、番組グッズを掲げながらステージへと歩みを進める。東京ドームの広大なステージを活かした登場演出に会場からは大きな笑いと期待の声が聞こえるようだった。

二人がドームの中心に設置されたラジオブースに合流すると、若林が「こんばんは、ラジオモンスターです!」、春日は「東京ドーム、カスミン」と恒例の挨拶。いつものラジオ番組のようにオープニングトークを行った後は東島衣里アナのナレーションに合わせて、客席に混じっていたビートたけしのものまね芸人・ビトたけしが甲冑姿で登場し、会場を笑いに変えていく。今回は場面転換にニッチローやTAIGA&ジョー、松本明子といった豪華なゲストも登場し、短い間ではあるが会場を盛り上げた。
フリートークのコーナーでは、若林が体力作りの一環でUber Eatsの配達員として働いていたことを告白し、春日は町中華「長楽」のポークライスを若林のために再現。東京ドームに集まった5万3000人のリトルトゥースが見つめる中で、いつものラジオブースとは変わらない光景がそこには広がっていた。

春日の企画を挟んだ後は、スクリーンに春日の妻・クミさんが登場し、春日がラーメンに味玉トッピングをケチっていることを許せないという主張から「ラーメン味玉トッピング権争奪デスマッチ」が開催。春日が戦う相手はクミさんではなく、クミさんの親友であるフワちゃん。3塁側ベンチから姿を現すと、スマホで自撮りしながらリングへと向かっていく。対して、春日は「春道」と書かれたピンクのジャケットを着て豪快に登場。実況は飯田浩司アナ、解説は佐藤満春とクミさん、リングアナは田中ケロという豪華な出演陣が担当する中で行われたプロレスの結果は、序盤こそフワちゃんが攻めていたものの、最後は春日が巻き返した。気を良くした春日が「ラーメンに味玉つけてあげてもいいかなと思うんですけど、どうですかお客さん?」と呼びかけ、鬼そば藤谷で使える味玉トッピング無料券が会場中に飛び交うという嬉しいサプライズも。
続いては若林がDJを披露するコーナーへ。「諸悪の根源パラダイス」「性欲変態野郎」といった番組の名言をおなじみの「ビタースウィートサンバ」に乗せて紹介すると、「Orange」のDJプレイではサプライズゲストとして星野源が登場し、会場からは大きな声援が上がる中、2人で「Orange」を熱唱した。星野は本来、東京ドーム公演に来られない予定だったが、絶対に動かせないと思っていた仕事が無くなった結果、出演が叶ったそう。若林は「今日は歌っていただいてトークもしていただいて、ありがとうございます!」と語ると、星野が「この2人といえば、もう1曲あるんですよね?みなさん、立ちませんか?」と切り出し、「Pop Virus」を披露。なんとMC.wakaのラップは東京ドームバージョンとなっており、東京ドームへの思いを乗せてパフォーマンス。会場はスマホのライトが光り輝き、幻想的な空間となっていた。

「死んでもやめんじゃねーぞ」のコーナーが終わると、そのままエンディングトークを迎え、ラジオブースを模したトロッコでドームを回る演出も。一度はけた後に再びオードリーが登場し、漫才を披露。約3時間半にもわたるオードリーのショウは幕を閉じた。
最後には春日が「ありがとね、協力してくれたみなさんもそうだけど、来てくれてありがとね」と感慨深げに語ると、若林も「こうやって集まって、みなさんのおかげで舞台を作ってくれましたから。言葉が見つからないくらい、そういう気持ちで溢れています。何年後か分からないけど、お互いトゥースだったらまたやろうよ」と決意を明かした。
取材・文=川崎龍也
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