駐在刑事さん・寺島進をはじめ、シリーズお馴染みのキャラも登場、「駐在刑事SP2021」
2024.2.13(火)
寺島進が人情派の警察官を演じる「駐在刑事SP2021」。"駐在刑事"は笹本稜平の同名小説を原作に、2014年から連続ドラマ、スペシャルドラマとして放送されてきた人気シリーズで、刑事ドラマの王道ミステリー要素と町の人々の人情話がミックスされた秀逸作となっており、翌年には、「駐在刑事SP2022」も放送された。
スペシャルドラマ版の第6弾「駐在刑事SP2021」では、奥多摩で起こった山岳事故と殺人事件、そして事件のカギを握る母と娘の絆が描かれる。
奥多摩警察署水根駐在所に勤務する江波敦史(寺島)は、町のみんなから「駐在さん!」と呼び止められると、屋根の修理や墓の草むしりの手伝いなど小さな厄介ごとも笑顔で引き受け、厚い信頼を得ていた。水根の住人で高校生の沢井真紀(小林星蘭)も江波を慕う1人で、ある日、「自分は両親の本当の子供ではないかも...」と悩みを打ち明ける。何とか力になりたい江波は真紀の父親・啓太郎(お宮の松)に話を聞くことに。すると17年前、山である女性から赤ん坊を託されたと語り、そしてその女性は有名な写真家・SAYUKI(檀れい)だと判明する。実母に会いたいという真紀のため、駐在さんのおせっかいが発動するが...。
そんな中、竜巻によって空から白骨が落ちてきた⁉という奇妙な事件が発生。現場となったキャンプ場に駆け付けると、そこには人骨が散乱していた。人骨の身元は17年前に山で行方不明になっていた不動産会社の社長・野上耕造と判明。野上の元妻・荒木祥子(中島ひろ子)と野上不動産を引き継いだ祥子の現在の夫が奥多摩にやってきたが、その数日後、川で野上の元家政婦が亡くなる事件が起きてしまう。度重なる重大事件に奔走する江波、水根の人々の平穏な日々を取り戻すことができるのか!? そして実母への思いを抱える真紀を笑顔にすることができるのか!?
"こわもてだが心はめっぽう優しい駐在さん"がハマりにハマりまくっている寺島。水根の住人の、老舗旅館女将役の市毛良枝や今回フューチャーされた真紀の父であり水根ストアの店主役のお宮の松ら、シリーズを通して登場するキャスト陣との息もぴったりで、特に江波とは犬猿の仲の冷静沈着な警視・加倉井を演じる北村有起哉との掛け合いもシリーズを重ねるごとに信頼感が増していっているのが分かる。事件を解決するミステリー部分はもちろん、人間味あふれる登場人物たち、そしてその人々との心のふれあいなど見どころが多数。
顔の見えない相手からの攻撃におびえる現代のSNS社会...その真逆を行く"駐在刑事シリーズ"。顔を突き合わせ、正面からぶつかっていく寺島演じる駐在さんや水根の人達の真のやさしさが、見る者の心を温かくしてくれる。
文=石塚ともか
放送情報【スカパー!】
駐在刑事SP2021
放送日時:3月10日(日)22:30~ほか
駐在刑事SP2022
放送日時:3月17日(日)22:30~ほか
放送チャンネル:ホームドラマチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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