「モテすぎる男子」が高橋恭平(なにわ男子)のハマり役!胸キュンシーン続出の映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」
2024.2.11(日)
なにわ男子・高橋恭平が単独初主演、畑芽育が共演の映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」はZ世代を中心に支持された青春ラブストーリー。とにかくキュンキュンするシーンの連続で、公開から2ヶ月が過ぎてもイベントが開催されていたほどの大ヒット映画だ。原作は亜南くじらによる人気コミックで、メガホンをとったのは、映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」が大きな話題を呼んだ新城毅彦監督。
「世界一、幸せな片想い」をテーマにした本作で高橋が演じているのは、陸上部に所属するモテ男の高校生・千輝彗。群がる女子たちに見向きもしない、少女漫画の王道的キャラのような千輝を涼しげに演じている。そして、失恋に打ちのめされているヒロイン・如月真綾を畑が演じた。
■ヒロインに禁断の「片想いごっこ」を提案?モテ男がさまになる高橋恭平
帰宅部で地味な女子高生・真綾は片想いしている園芸部の男子に勇気を出して告白するも、存在すら認識してもらえておらず撃沈。そんな真綾に声をかけるのがモテ過ぎ男子・千輝だ。真綾が「こんな思いはもうしたくない」と立ち直れないでいる姿を見て、千輝は「好きな人、無理に探すぐらいなら、俺に片想いすれば?」と"片想いごっこ"を提案。相手の目をまっすぐに見て表情を変えずに甘いセリフをさりげなく言うところが、モテ男がモテ男たる由縁なのだが、高橋は嫌味のない爽やかさで千輝を演じている。
そして、この王道ストーリーを面白くさせているのが、提案にのっかった真綾が作成する「片想いごっこリスト」だ。例えば、"数えるシリーズ"は学校で見かけた回数や目が合った回数を、"チェックシリーズ"は相手の行動などをチェックすること。千輝とは対照的に揺れまくる心がすぐに顔に出るヒロイン・真綾を表情豊かに演じた畑が、何かあるとすぐに「片想い業界では~」と口にするなど、コミカルさが良いバランスでプラスされている。
■高橋のお姫様抱っこやバックハグなど、キュンキュンシーン満載
キュンキュンといえば、やはり"不意打ち"だろう。公園で真綾にいきなり膝枕をしたり、アクシデントに見舞われた真綾をみんなが見ている中でお姫様抱っこしたり、お寺での片思いごっこデートで真綾が手に持っている飲み物に顔を近付けて飲んでみたりと、本作にはこれでもかとばかりに女子を翻弄する"サプライズドキドキ"が盛り込まれている。そんな少女漫画ならではの甘い言葉や演出も、高橋は実に自然体で演じて見せた。ストーリー展開の中、前半と後半の千輝の印象が変わっていくのも注目ポイントだろう。
初夏の緑溢れるロケーションが、フレッシュな恋模様を際立たせているのも監督の手腕。美しい映像と共に雲の上の男子を演じた高橋の演技を楽しんでほしい。
文=山本弘子
放送情報【スカパー!】
なのに、千輝くんが甘すぎる。
放送情報:2024年2月27日(火)14:30~
チャンネル:WOWOW4K
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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