大河ドラマ「光る君へ」にも通じる雅な振る舞い...千葉雄大演じる「光くん」が堪らなく愛おしい「いいね!光源氏くん」
2024.2.3(土)

今年1月より放送が開始された大河ドラマ第63作「光る君へ」。「源氏物語」の作者である"まひろ"こと紫式部の人生を、ラブストーリーの名手・大石静の脚本で紡ぐ同作は、早くも美しく成長したまひろ(吉高由里子)が登場。1月28日に放送された第4回では藤原道長(柄本佑)の素性を知ったまひろの心境に注目が集まるなど、大きな反響を呼んでいる。
平安貴族の世界が舞台となるだけに、まひろの詠む知性あふれる和歌や文にも焦点が当てられているが、NHKで2020年と2021年に2シーズンに渡って放送されたドラマ「いいね!光源氏くん」では、そんな平安貴族の"習性"がコミカルに綴られている。

(C) NHK/テイク・ファイブ
えすとえむの同名コミックを原作とする本作は、「源氏物語」の主人公"光る君"こと光源氏(千葉雄大)が現代にタイムスリップしてしまい、"こじらせOL"の藤原沙織(伊藤沙莉)の家でヒモ同然の悠々自適な居候暮らしを続けていくというコメディ。
とにかくマイペースな平安貴族・光源氏が現代社会にカルチャーショックを受ける様が面白く、その衝撃を和歌で表現するお決まりのシーンが毎回評判に。女性チャンネル♪LaLa TVにて2月6日(火)より放送される「いいね!光源氏くん し~ずん2」では、そんな"光くん"の雅な一面がパワーアップし、2人のドキドキの同棲生活が再びスタートする。

(C) NHK/テイク・ファイブ
光が自らの意思で沙織のもとへと戻ってくるところから始まる「し~ずん2」。平安の世の"おなご"たちとは違う屈託のない沙織に好感を持つ光と、2人でいることが"当たり前"の日常に癒しを感じ、ずっと一緒にいたいと願う沙織――価値観も性格も真逆ながらも、互いに惹かれ合う2人の"その後"が、前作同様、ゆる~くユーモラスに紡がれていく。

(C) NHK/テイク・ファイブ
光の帰還を喜び、沙織との恋の行方を微笑ましく見守る仲間として、平安時代から同じく"次元ジャンプ"してきたプレイボーイ・頭中将(桐山漣)や、彼が働くホストクラブの同僚・カイン(神尾楓珠)、沙織の妹・詩織(入山杏奈)など、個性豊かなキャラクターたちも引き続き登場。ところが、一緒にピザパーティーで盛り上がっていた最中に、カインが忽然と姿を消すという異常事態が勃発する。

(C) NHK/テイク・ファイブ
実は平安の「源氏物語」の世界にジャンプしてしまったカインは、そこで光の"最愛の妻"である紫の上(紺野彩夏)と遭遇。それをきっかけに思いがけない疑惑が生じ、光と沙織の関係がこじれ始める。
さらに、沙織に思いを寄せるアメリカ帰りの同僚・一条(一ノ瀬颯)が猛アプローチを開始。まるで2人の絆を試すかのように様々な試練にぶち当たり、光と沙織の将来に暗雲が立ち込める...という"好き同士"のその先を描いた深みのある人生ドラマが展開する。

(C) NHK/テイク・ファイブ

(C) NHK/テイク・ファイブ
そんな中でも、ヘアサロンで初めてのシャンプーを体験したり、ホストのバイトに挑戦したりと、刺激的な現代ライフを満喫するという優雅な光の姿は健在。世紀のベストセラーである「源氏物語」の世界観に親しみを覚える要素が、今作にもたくさん散りばめられている。

(C) NHK/テイク・ファイブ
平安貴族のタイムスリップという奇想天外な設定ながら、のほほんと呑気で目の前の事態に絶妙に馴染んで見せる光源氏のキャラクターに愛おしさを感じる本作。話題の「光る君へ」をより深く楽しむという意味でもぜひチェックしておきたい1作だ。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
いいね!光源氏くん し~ずん2
放送日時:2024年2月6日(火)~9日(金)10:00~
チャンネル:女性チャンネル♪LaLa TV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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