綾瀬はるか×大泉洋が初タッグで挑んだ、リーガルミステリードラマ「元彼の遺言状」
2024.1.29(月)
綾瀬はるかと大泉洋が初めて共演したことでも話題となったのが、リーガルミステリードラマ「元彼の遺言状」だ。原作は2020年に「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立による同名小説。原作にオリジナルストーリーを加えた展開もあり、放送時、SNSなどでさまざまな考察が飛び交った作品だ。
綾瀬といえば、2023年に公開された「リボルバー・リリー」で"映画史上最強のダークヒロイン"と形容された役に挑戦。その身体能力には昔から定評があり、ほんわかした天然の役からキリッとしたキャリアウーマン、サイコパスな殺人鬼まで幅広く演じる女優だ。
そんな綾瀬が本作で演じているのは、国内トップクラスの大手法律事務所で働いていた経歴を持ち、金に目がないバリバリの敏腕弁護士・剣持麗子。共演の大泉は、本作のタイトルにもある麗子の元彼・森川栄治(生田斗真)が所有する別荘の管理人で、ミステリー作家志望の男性・篠田敬太郎を演じている。
■派手なスーツにピンヒールを身に纏い、綾瀬が演じるのは勝気な弁護士

どんな手を使っても勝つことにこだわり、忖度とは縁がない麗子はその性格ゆえに、大手弁護士事務所を啖呵を切って辞めてしまう。休職中にはさまざまな知り合いにメールを送りまくるが、返信があったのは元彼の栄治(生田)のアドレスからだけ。しかも返信をしてきたのは篠田(大泉)という謎の男で、そこには「森川栄治は永眠しました」と書かれていた。麗子は「全財産は僕を殺した犯人に相続させる」という栄治の奇妙な遺言のことを篠田から聞かされ、「代理人になって僕を犯人に仕立ててほしい」と持ちかけられる。多額の財産と聞いた麗子は依頼を引き受け、篠田と共に栄治が療養していた軽井沢の別荘に出向き、そこで栄治が自分に遺した「し」「の」「だ」「を」「た」「の」「ん」「だ」という暗号に気付くことになる。

大儲けできるはずだったものの、結局、麗子が栄治から引き継いだのは古びた「暮らしの法律事務所」のみ。食事係兼雑用として仕方なく雇った篠田には常に上から目線で接し、ピンヒールの音を響かせて颯爽と歩く麗子だが、現実はなかなかうまくいかない。そんな中、ストレス解消は篠田の手料理を食べまくること。普段から食べることが好きだと公言している綾瀬だが、麗子がありえない量を美味しそうに食べまくるシーンは、ネットで「シェフ大泉」というワードがトレンド入りしたほどだ。頭も体もフル回転なのに空回りしてしまう型破りな弁護士を綾瀬が人間味たっぷりに演じている。
■ミステリアスな男・篠田を大泉が抑えた演技で体現

大泉というと、コミカルでどこかとぼけた、お喋りな役柄を思い浮かべる人が多いと思うが、本作で彼が演じる無類のミステリー好き・篠田は型破りな麗子を見守るようなポジションだ。バディとして共に動く中で、やっと麗子に助手として認められて涙ぐむシーンもあり、大泉のパブリックイメージとは異なる演技が楽しめる。
栄治が遺した「し」「の」「だ」「を」「た」「の」「ん」「だ」という暗号はいったい何を意味しているのか――。アガサ・クリスティーなど推理小説の名作が絡められたストーリー展開の中、後半までその正体がわからない大泉は、存在そのものがミステリー。綾瀬と大泉の想像の斜め上をいくコンビネーションも本作の見どころとなっている。
文=山本弘子
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