自然な演技の中に長濱ねるの魅力が溢れまくり!秀逸なキャステングが好評の必見ラブコメディ「ウソ婚」
2024.1.8(月)
2015年に「欅坂46」のメンバーとしてデビューし、2019年にグループを卒業した長濱ねる。翌年芸能界に復帰してからも、雑誌にエッセイを連載したり、TV番組のMCやラジオ番組のナビゲーターを務めたりと、さまざまな舞台で活動し存在感を放っている。
特に女優としての活躍は目覚ましく、2022~2023年に放送されたNHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」への出演が話題となったり、2024年1月にスタートするドラマ「院内警察」に出演が決まったりと、今後ますます出演が増えそうな勢いだ。
そんな長濱が出演した作品の中で注目したいのが、2023年に放送されたドラマ「ウソ婚」だ。同名のヒットコミックを原作としたラブコメディで、見逃し配信の全話累計再生数が2200万回を超えるほどの好評を博した。
主演はSexy Zoneの菊池風磨で、モテモテの敏腕建築士・夏目匠役を務める。長濱が演じるのは、ヒロインの千堂八重。自分よりも他人の幸せを優先する優しい性格で、匠とは幼馴染。仕事上の理由で結婚しているように見せかけるため、匠が八重にウソの妻になるバイトを頼むという物語だ。
(C)時名きうい・講談社/カンテレ/ジェイ・ストーム
八重はふわっとした雰囲気を漂わせる可愛らしい女性だが、物語の序盤にさまざまなものを失ってしまう。カフェで派遣仲間が切られそうになった時は、伏し目がちに心配そうな表情を見せ、仲間を助けるために自分から仕事を辞めてしまう。辞める理由を話す時には朗らかな表情を浮かべるが、どこかに無理があり、人を助けるためとはいえ、ウソを言っている様子が伝わってくる。
仕事で海外に行くことになったと彼氏に切り出された時は、心が力をなくしたような表情になり、意を決して「別れよっか」と言ったものの、そんなことを言った自分に驚いたように視線を泳がせたりもする。細かいところまで行き届いた長濱の演技は秀逸で、八重の心の動きがよく伝わってくる。
(C)時名きうい・講談社/カンテレ/ジェイ・ストーム
そして雨の中、八重は長い間連絡を取っていなかった匠と偶然の再会を果たす。匠の部屋で濡れた服を乾かしている間に交わす会話は絶品で、仕事を失い、彼氏を失い、「人生白紙」と語る八重の姿は、守ってあげたくなるようないじらしさと可愛さに満ちている。ふんわりとした空気、守りたくなるような可愛さ。長濱の演技力はもちろんだが、そこには長濱自身が持つ魅力も十二分に活かされている。実は本作はキャスティングに対する評価も高く、長濱が演じる八重はまさにハマり役といえる。また、口は悪いがおちゃめな匠を演じた菊池のハマりっぷりも見事なものだった。
匠との"ウソ婚"がスタートしてからも、長濱はその演技で八重の心情を自然な感じで伝え、同時に長濱ねるとしての魅力もしっかり見せてくれる。買ったばかりのラグの上で匠と一緒にゴロゴロ転がるシーンでは、ほのぼのするだけでなくキュンとする瞬間もあるし、故郷の郷土料理"めった汁"を口にして至福の表情になったり、自然かつ屈託のない長濱の演技には心惹かれるばかりだ。
(C)時名きうい・講談社/カンテレ/ジェイ・ストーム
匠が秘めていた想いや、もう1人の幼馴染の出現など、さまざまな要素が絡み合いながら物語は進んでいく。八重と匠の関係はウソのまま終わってしまうのか、それともさらに進展していくのか? 長濱や菊池の演技を楽しみながら、2人の想いの行方をぜひ最後まで見届けてほしい。
文=堀慎二郎
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