NMB48・山本望叶が初主演ドラマでアイドルを演じる「本当にリアルだなと」
2024.1.4(木)

NMB48・山本望叶が、1月13日(土)よりスタートするドラマ「アイドル失格」(BS松竹東急)でドラマ初主演を務める。
同ドラマは、現役アイドルのNMB48・安部若菜の作家デビュー小説をドラマ化したもので、アイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」と、不動のセンターとしてキラキラ輝く「アイドル」という、出会ってはいけない2人の恋と成長を描く切なくも希望にあふれた青春ストーリー。山本は、人気上昇中の4人組アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める実々花を演じる。
人気アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める実々花(山本)は、グループの人気が順調に上がっている一方、アイドルとしての毎日に漠然とした不安を抱えていた。そんな中で、熱心にイベントに来てくれるファンのケイタ(小林亮太)が自分に"ガチ恋"であることはSNSなどを通して気付いており、強い好意を抱いてくれていることを嬉しく思っている。対するケイタは、大学で冴えない日々を送りながら「テトラ」のオタクをしており、叶わないと分かりつつも本気で実々花に恋をしていた。そんなある日、ケイタから言われたひと言が胸に刺さった実々花は、ファンとアイドルの垣根を越えてケイタのアルバイト先へ向かってしまう。
今回、山本にインタビューを行い、ドラマ出演を聞いた時の心境や役について、現役アイドルから見た作品のリアルなところ、現役アイドルの苦労などについて語ってもらった。

――出演を聞いた時の感想は?
「本当にただただ嬉しかったです!安部若菜ちゃんは同期で仲も良いので、そんな若菜ちゃんの書いた小説がドラマ化するというのがまず嬉しかったですし、その作品にまさか主演で出させていただけるなんて思ってもいなかったので、本当に嬉しかったです。また、『演技のお仕事がしたい』ってずっと思っていたので、それが叶ったことも!一週間くらい『夢や...』って思ってました(笑)」
――初主演のプレッシャーなどは?
「安部先生の顔に泥を塗ったらいけないなというのはありますね(笑)。自分の演技でドラマだけでなく原作の評価も変わってしまうかと思うと、頑張らないといけないなと身が引き締まります。でも、撮影現場がすごく温かくて、のびのびとやらせていただけています」

――原作を読んだ時はどう思われましたか?
「アイドル側の気持ちもファン側の気持ちもすごくリアルに書かれているなと思いました。ファンからしたらアイドルってすごくキラキラしていて手の届かないような存在に見えると思うんですけど、アイドルからするとキラキラしているところはごく一部で、メンバーと自分を比べて落ち込んだり、進路のことで悩んだり、その他にもたくさんの悩み事を抱えて、その中でもがきながらアイドルをやっている。そんなキラキラした部分だけじゃないっていうところが、すごく共感しました」
――実々花に共感した部分は?
「お母さんと進路の話をするところなどは、私も中学生の時にお母さんと同じようなやりとりをしたことがあったので、そのシーンは特に共感しました」

――実々花のようにファンの言葉が刺さるという経験はありますか?
「『あ、そこ気付くんだ』みたいな、自分が見せていないつもりの内の部分を突いてくる方はいらっしゃいますね。私も落ち込んでいる時に、それを見せていないつもりだったんですけど、『いろいろあると思うけど頑張って』って言われたことがあって、『見透かされているな』って思ったことがあります」
――演じる上で意識していることは?
「笑顔の種類です。アイドルとしての笑顔、メンバーに見せる笑顔、ケイタだけに見せる笑顔...と、いろんな笑顔があるので、シーンごとにちゃんと笑顔を使い分けるように意識しています。あと、実々花の奥ゆかしさみたいなところはしっかり表現しないとなと思っています。実々花の方が全然アイドルらしいので(笑)」
――演じる上で苦労していることは?
「私は山口出身で、今は関西で活動させていただいているので、標準語が難しいです...。山口弁も出るし、関西弁も出るしで、もう大変です...(笑)。ただ、撮影はすごく楽しくて!最初はほぼ初めてのことでビビっていたんですけど、皆さん本当に温かくて笑いが絶えない現場なんですよ」

――作品の中で「リアルだな」と感じたところは?
「サヤ(泉綾乃)のモデルの仕事が決まった時に、実々花が『やりたいこと叶えられてうらやましい』って漏らすと、それに対してサヤが『センターもうらやましいよ』って言って、実々花がちょっと気まずくなるというシーンがあるんですけど、そこは本当にリアルだなと。他のメンバーの仕事はもちろん嬉しいんですけど、ちょっと悔しいなっていう部分もあったりするので、本当にリアルだなって思います」
――アイドルをやる上で一番大事なことは何ですか?
「スルースキル...ですかね。大事だと思います(笑)。私はスルースキルがある方ではないと思うのですが、心を鬼にして頑張っています」
――最後に視聴者の方、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「普段の私とは違ったキャラクターでアイドルをするというのはちょっと恥ずかしい気持ちもあるのですが、ファンの皆さんには『頑張ってるな』と思いながら温かい目で観ていただければ嬉しいです!アイドル好きの方はもちろん、普段あまりアイドルに興味がない方でも楽しんでいただける青春ストーリーとなっていますので、沢山の方に見ていただければ嬉しいです」

文=原田健 撮影=中川容邦
スタイリスト=今村仁美 ヘアメイク=更井朝海(CO.CO.RO.)
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