SEVENTEENの涙ながらのスピーチに感動...JUNG KOOK(BTS)のメッセージや、各世代のボーイズグループが躍動した2023年の「MAMA AWARDS」の名場面
2023.12.27(水)

11月28・29日の2日間に渡って、K-POP授賞式として初めて東京ドームで開催された「2023 MAMA AWARDS」。観客動員は計8万人にのぼり、約200の国と地域に生中継されるとX(旧Twitter)のリアルタイムトレンドに計30ヶ国でランクインするなど、まさに世界規模のK-POP人気を象徴する熱狂ぶりを見せた。12月30日(土)・31日(日)にMnetにて日本初放送される字幕版に合わせて、特に会場を沸かせた迫力のステージや感動のスピーチなど、今年のMAMAの名場面を振り返ってみたい。
■SEVENTEENが4大大賞初受賞!SEUNGKWAN(スングァン)が亡き友へ捧げた感動のスピーチも

(C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
まず、毎年最も話題にのぼるトピックが栄えあるMAMAのトロフィーの行方だ。特にここ数年、BTSのほぼ独占状態にあった"4大大賞"の結果に熱い視線が集中したが、今年の「Artist of the Year(今年の歌手賞」「Song of the Year(今年の歌賞)」は大ブレイクを果たしたNewJeansが受賞し大賞2冠を達成。また、ファンが投票できる「Worldwide Fans' Choice」部門の大賞「Worldwide Icon of the Year(今年のアイコン賞)」にはBTSが輝き、グループ活動を休止しているにも関わらず、改めてその人気の高さを証明。8年連続で大賞のトロフィーを獲得すると共に、JUNG KOOK(ジョングク)から届いたVTRメッセージもファンを喜ばせた。

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中でも感動的だったのが、「Album of the Year(今年のアルバム賞)」を含む計5冠に輝いたSEVENTEENの大賞初受賞だ。怪我によるリハビリ中のため、パフォーマンスには不在だったリーダーのS.COUPS(エスクプス)も登壇したスピーチでは、WOOZI(ウジ)が「ここまで本当に長かったです。『人数が多すぎる』などデビュー当初は色々言われました」と目を潤ませながら当時の苦労を吐露。それぞれがCARAT(ファン)への感謝や胸の内を語った熱いスピーチは多くの反響を呼び、今年のMAMA最大のハイライトといえる名場面だった。

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また、SEUNGKWAN(スングァン)が「僕たちを誰よりも愛し、応援してくれた大切な友だちのビニに心からの感謝と愛を伝えたいと思います」と4月に急逝したASTROのメンバーで、親友のMOON BIN(ムンビン)への想いを涙ながらに語る一幕も。最後は、S.COUPSが「世界中のK-POPファンの幸せをお祈りします」と締めると、13人で固くハグを交わし、苦節9年での初受賞の喜びを全身で表現していた。
■会場を一つに包み込んだ、大トリ・SEVENTEENのスペクタクルなステージ
一方、2日間の大トリに登場したパフォーマンスでは、大所帯ならではの迫力のステージングで会場を熱狂の渦に巻き込んだSEVENTEEN。パフォーマンスチームのリーダーであるHOSHI(ホシ)がDJとなって会場を沸かせた「God of Music」では、会場内にいる他のアーティストも席を立って大盛り上がり。笑顔に包まれたハッピーなパフォーマンスで瞬く間に会場内を一つにまとめあげた。

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続いて披露された「Super」では明るい雰囲気から一変、大勢のバックダンサーを引き連れた圧巻のカル群舞でMAMAのステージを掌握。THE 8(ディエイト)のダンスブレイクといったMAMAだけのスペシャルアレンジも飛び出し、大トリに相応しい凄まじい熱量のパフォーマンスには大歓声が上がっていた。
■TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、ATEEZ、TREASURE..."第4世代"のボーイズグループが抜群の存在感

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今年のMAMAの特徴と言えば、東方神起に代表される"第2世代"から、今年デビューを飾ったばかりの"第5世代"まで、各世代のボーイズグループが存在感を放っていた点だ。BTSと共に"第3世代"の筆頭にあがるSEVENTEENの躍動はもちろんだが、"第4世代"からも同じHYBEファミリーであるTOMORROW X TOGETHERとENHYPENが存在感を発揮した。
揃って「Worldwide Fans' Choice」に選出された2組は、TOMORROW X TOGETHERが「Sugar Rush Ride」と「Chasing That Feeling」で青春期の多感な感情を表現し、一方のENHYPENも「Bite Me」と「Sweet Venom」で妖艶な一面を覗かせるなど、それぞれが持ち味を生かしたハイレベルなパフォーマンスを展開した。

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他にも"第4世代"からは、「Worldwide Fans' Choice」の選出に加えて「Favorite Global Performer Male Group」を受賞したATEEZが、「Bouncy (K-Hot Chilli Peppers)」など怒涛のメドレーで圧巻のダンススキルをアピール。また、「Favorite Dance Performance Male Group」に輝いたTREASUREも、「MOVE (T5)」と「Bona Bona」の2曲で他を圧倒するなど、ダンスパフォーマンス力の高さに定評のある彼ららしい強烈な個性を発揮していた。

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■3冠に輝くZEROBASEONEら"第5世代"が躍動!RIIZEと"第2世代"のレジェンド・東方神起の世代を超えたコラボが反響
"第5世代"の象徴的存在といえるのが、超大型プロジェクト「BOYS PLANET」を経て今年7月にデビューを飾ったZEROBASEONEだ。
デビューするやいなや2作のアルバムが連続で初日にミリオンを達成するなど、次々と快挙を生み出している彼らは、先輩グループが顔を揃える「Worldwide Fans' Choice」にも選出された他、「Best New Male Artist(男性新人賞)」など計3冠と躍動。デビュー曲「In Bloom」や「Take My Hand」、「Crush」を披露したパフォーマンスでは、SUNG HAN BIN(ソン・ハンビン)がリフトアップされたステージから後ろ向きで落下するというサプライズ演出も飛び出し、会場を驚かせた。

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今年6月に韓国活動を本格化させるなど活躍の場を広げる日本発信の9人組グループ、&TEAMも"第5世代"を牽引する存在だ。狼の群れのように見える"Wolf Packダンス"が話題を呼んだ新曲「War Cry」を披露した他、HYBE傘下のレーベル「KOZ ENTERTAINMENT」から今年5月にデビューしたBOYNEXTDOORも、「But Sometimes」など2曲でフレッシュな魅力を放った。
また、ZEROBASEONEと並んで「Favorite New Artist」に選出されたRIIZEも、早くも頭角を現している次世代グローバルグループの代表格。NCT出身のSHOTARO(ショウタロウ)とSUNGCHAN(ソンチャン)を含む7人で構成される彼らは、SM ENTERTAINMENT仕込みの高いパフォーマンススキルと抜群のビジュアルで人気急上昇中。MAMAの大舞台でも、SHOTAROとWONBIN(ウォンビン)が客席に降りてダンスブレイクを披露するなど、新人離れしたパフォーマンスで客席を沸かせていた。

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そして初日のトリでステージに降臨し、圧倒的な存在感を見せていたのが12月26日に韓国デビュー20周年を迎えたレジェンド、東方神起だ。
CHANGMIN(チャンミン)の突き抜けるような高音、YUNHO(ユンホ)のダイナミックなダンスパフォーマンスはやはり強烈なインパクトを放つ。多くのK-POPアーティストに音楽的な影響を与えたレジェンドに贈られる「Inspiring Achievement」にも輝いた彼らは、新曲「Down」を初披露する一方で、「Rising Sun」ではSM ENTERTAINMENTの後輩・RIIZEとコラボを展開。世代を超えた先輩・後輩の"ケミストリー"はもちろん、代表的なヒット曲をリミックスしたダンスブレイクでは凄まじい熱量を放っており、記憶に残る圧巻のステージを見せつけた。

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他にも、プレゼンターとして登壇した大物スターによる貴重なスピーチや、世代やジャンル、グループの垣根を超えた超大型コラボなど、MAMAだからこそ実現しえるドラマチックな名場面が今年も多数誕生。字幕版でその模様を振り返りつつ、世界を熱狂させるK-POPの圧倒的なムーブメントを体感したい。

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文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
2023 MAMA AWARDS レッドカーペット 字幕版
放送日時:2023年12月30日(土)・31日(日)20:00~
2023 MAMA AWARDS 授賞式 字幕版
放送日時:2023年12月30日(土)・31日(日)22:00~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります
※著作権の都合上、一部編集した内容となります。予めご了承ください。
※字幕版で放送・配信されない該当のパフォーマンスは以下となります。
・「Street Woman Fighter 2」の一部
・「WONDER STAGE」(「ENDLESS RAIN」YOSHIKI X TAEHYUN,HUENINGKAI X JAEHYUN X ANTON X HANYUJIN)
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